先週は63年振りに無敗の牝馬二冠馬が誕生したが、それに続いて牡馬でも無敗の二冠馬が誕生するのか、という歴史的トピックも楽しみな一戦となった。因みに、牡馬で無敗の二冠馬が誕生すれば、1992年のミホノブルボン以来28年振りとなる。と思ったら、2005年のディープインパクトをすっかり忘れていた。
出走メンバーも青葉賞勝馬こそ居ないものの、皐月賞組、トライアルで出走権利を得た馬に加え、敢えて皐月賞をパスした馬達もいる多士済々な顔触れとなった。
本命はコントレイル。2週続けて無敗の二冠馬誕生なんて、有り得なさそうな気もするが、無観客競馬なんていう有り得ないと思っていた事態が既に起こっている今年ならば、日本の競馬史に残るような事も起こり得ると思う。勿論、実力はその名に恥じないものを持っている。
対抗はヴァルコス。前走の青葉賞では後半かなり持続性の有る脚を使っている。バテない強みを活かして、好位から早めに抜け出して粘りに粘って欲しい。
単穴はビターエンダー。皐月賞14着大敗から、前走プリンシパルステークスできっちり権利を勝ち取り、東京コース巧者振りを見せ付けた。この馬も先行できるのが強み。得意なコースで波乱を呼ぶ粘り腰を見せて欲しい。
連下筆頭はワーケア。2歳時から期待されてきた馬が満を持して出走して来たからには無様な競馬はしないだろう。デビュー以来ずっと手綱を取るクリストフ・ルメール騎手がアッと言わせる可能性は少なくないと思っている。
連下はアルジャンナ。この馬も2歳時から期待されてきた馬。なかなか勝ち切れないもどかしさは有るが、上手い具合に内枠に入ったので、好枠を活かしての好走に期待したい。
今回の勝負
2番 アルジャンナ
3番 ワーケア
5番 コントレイル
8番 ビターエンダー
17番 ヴァルコス
5頭ワイドBOX
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