高遠原:第8回目のレースは、海外強豪馬を迎え撃つ第2弾ジャパンカップダート!
朝霧:ジャパンカップのダート版ってこと?
高遠原:うん、まあ、そういうこと。
比較的歴史は浅くて今年で9回目。
朝霧:ふーん。
高遠原:でも、今年から東京競馬場ダート2100mから阪神競馬場ダート1800mに施行条件が変
わったんだ。
朝霧:ふんふん。
高遠原:だから、第9回とはいえ実質第1回みたいなもんだね。
朝霧:うん。
高遠原:という訳で、このレースの傾向はありません。
朝霧:えー!
高遠原:だって、まだやったことがないのと同じなんだから。傾向の探りようがないだろ?
朝霧:そりゃそうだけど、施行条件が変わったことで気を付けるべきこととかあるんじゃないの?
高遠原:そうだな、まず距離が300m短くなって、小回りで最後の直線距離も短くなったから、
先行馬が有利になったとは言えるかも。逆に追込の馬にとってはちょっと辛い条件変更
だね。
朝霧:最後の直線が短くなったって、どれぐらい短くなったの?
高遠原:約150m。
朝霧:結構短くなってるね。150m違えば、全く同じ展開でも、着順は結構違ってきそう。
高遠原:うん。4コーナーである程度の位置にいないと、追込んで届かずということになるだろう
ね。
朝霧:他に気を付けるべきことは?
高遠原:東京競馬場から阪神競馬場へ変わったから、左回りから右回りに変わるね。
朝霧:でも、左回りじゃないとダメっていう馬もそんなにいないんでしょ?
高遠原:まあ、GⅠに出てくるような馬の中にはそんなにいないけど、でも、いないこともないよ。
朝霧:そっか、気を付けないとね。
高遠原:まあ、それは馬柱の成績欄を見れば、簡単に分かるけどね。
あ、そうそう。アメリカの競馬場は全場左回りだから、外国馬の中でもアメリカから参戦
する馬については注意が必要だね。
朝霧:へー、そうなんだ。
高遠原:うん。アメリカはダート競馬の本場ではあるけど、右回りを苦にする馬がいるかもしれな
い。
朝霧:アメリカでの成績を鵜呑みにはできないね。
高遠原:そうなんだけど、こればっかりは走ってみないと分からないからねえ。
朝霧:確かに(笑)
高遠原:これぐらいかな? 施行条件の変更によって気を付けるべきことは。
朝霧:こういう手探りの状態での予想こそ、実力が試されるね。
高遠原:またそんなことを……。得意のプレッシャー攻撃ですか?
朝霧:緊張感があった方が頭も冴えるってなもんです。
高遠原:いっつも冴えてるよ。
朝霧:その割には結果が……。
高遠原:……頑張ります。
スポンサーサイト