雨中の秋華賞はルメール騎手の好エスコートによって、ディアドラが制した。
向こう正面では後方に位置していたが、勝負処では内に入れて前に進出、直線に入った時には先頭を射程圏内に入れていた。
上がり(3ハロン)35.7秒の数字が示す通りスパッとは切れなかったが(もちろん重馬場のせいだが)、ナタの切れ味で勝負を制した。
本来ならリスグラシューが勝っていたレースだったのだろうと思うが、ルメール騎手の重馬場でもロングスパートを持たせてしまう豪腕っぷりと何故か勝負処で内が空いている幸運とが勝敗の綾となったと感じる。
ミリッサは頭が高い走りをしていて重馬場が応えたよう。
レーヌミノルは距離が敗因だろう。
タガノヴェローナはさすがに狙い過ぎたか。勝負処では既に余力無く後方へ沈んで行ってしまった。
今回の勝負の結果
4番 モズカッチャン 3着
7番 リスグラシュー 2着
10番 タガノヴェローナ 17着
11番 ミリッサ 8着
12番 レーヌミノル 14着
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