そう速いペースにはならないだろうと思っていたが、まさか前半3ハロンが33.9秒も掛かる遅いペースになるとは思わなかった。
その結果、決め脚を持つ馬と迷うことなくハナを切った馬が上位を占めた。
中団から差し切ったレッドファルクスは名実共にスプリント界の王者となった。
2着レッツゴードンキは1400mまでなら確実に脚を使う。
マイルチャンピオンシップに出走しても勝ち負けにはならないだろうが、阪神カップでなら好勝負も可能だろう。
3着ワンスインナムーンは行き切ったのが好走の最大要因だろう。持てる力は出し切ったと思う。
個人的に一番期待していたのは8番人気に甘んじていたビッグアーサーだった。直線に入った直後は「やったか!」と思ったが、そこから伸びなかった。
あまり調子が上がっていないというのは知っていた。実力を信じたが、勝ち負けになる程の抜けた力は無かったということだろう。もう一花咲かせて欲しいと思う。
それにしても驚いたのは4着のスノードラゴン。もう9歳だというのに、出走すればほぼ確実に賞金を持って帰っている。何と馬主孝行な馬だろうか。引退後の余生はゆっくり過ごせることを願う。
今回の勝負の結果
3番 セイウンコウセイ 11着
7番 ダイアナヘイロー 15着
8番 レッドファルクス 1着
9番 メラグラーナ 7着
10番 ビッグアーサー 6着
スポンサーサイト