マルターズアポジーの存在が去年と同じ様なレース展開にはしないだろう。となれば、前年の上位馬は疑ってかかりたい。
本命はサトノダイヤモンド。菊花賞が圧巻の一言。馬なりで馬群を抜け出し、ムチは最後に気を抜かせない為に振るわれただけ。強いと言われ続けた今年の3歳世代の中でも群を抜いた強さを持っている。
対抗はキタサンブラック。昨年の3着馬だが、今年の実績を鑑みればこれより下の評価は考えられない。引き続き枠順にも恵まれ、勝ち負けは必至。
単穴はアルバート。昨年は11着に終わったが、日本で重賞勝ちが無いアッゼニ騎手の手綱によって大外を回るロスが響いたもので、前が残る展開だった事も考慮すれば度外視できる。今秋はアルゼンチン共和国杯2着からステイヤーズステークス1着を経ての参戦で、昨年の条件戦とGⅡを駆け上がって余力の無い状態とは違うだろう。
連下筆頭はデニムアンドルビー。17ヶ月振りとなった前走金鯱賞はゴール前、前が壁になって満足に追う事が出来なかった。それでいて、上がり3ハロン32.8秒の末脚を繰り出している。屈腱炎で戦線を離脱したが、この馬はまだ終わっていない。力も闘争心も健在なら、昨年の宝塚記念2着を評価して、このレースでの完全復活を期待したい。
連下には、大一番での勝負強さが光るミルコ・デムーロ騎手が駆るサウンズオブアースと福永騎手が着拾いに徹しそうなシュヴァルグランを挙げておく。
今回の勝負
1番 キタサンブラック
6番 サウンズオブアース
11番 サトノダイヤモンド
13番 デニムアンドルビー
14番 シュヴァルグラン
15番 アルバート
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
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