下馬評では4強若しくは3強などと言われているが、そうは思わない。確かに日経賞を勝ったウインバリアシオンと大阪杯を勝ったキズナは素直に強いと思うが、ゴールドシップの阪神大賞典勝ちは展開に恵まれてのものだし、フェノーメノに至っては日経賞において展開に恵まれていたにも関わらず全く見せ場が無かった。伏兵馬の付け入る隙は少なくないと見る。その伏兵筆頭はスタミナと末脚の持続力が魅力のタニノエポレット。斤量が前走から3kg増えるのは楽ではないが、体重500kgを越す大型馬なら58kg自体にカンカン泣きはしないと判断した。同じ様なタイプのフェイムゲームはこの点が気になって切ることにした。体重450kg台の馬に前走比3kg増の斤量58kgは苦しいだろう。それに休養明け初戦というのもマイナス材料。伏兵2番手は日経賞で強い競馬を見せたホッコーブレーヴ。最後に、昨年に続いてイギリスから勇躍参戦のレッドカドーを挙げておく。その昨年は3着に好走しており、実力を疑う余地は無い。前2走のローテーションが前回と同じながら、前回と比べて着順が悪くなっていることで不当に人気を落としているが(4日14時現在10番人気、昨年6番人気)、走破時計は2走とも前回より速く、衰えは感じられない。また、昨年はレース2日前に爪が欠けるアクシデントがあり、レース中に馬場の硬さを気にして馬自身がスピードをセーブしていたというレース後のモッセ騎手のコメントから、状態面で何の不安も無い今年はさらなる前進も見込める。
今回の勝負
5番 レッドカドー
6番 ホッコーブレーヴ
9番 タニノエポレット
12番 ウインバリアシオン
14番 キズナ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
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