安田記念(GⅠ) 東京 芝1600m 良
12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 11.4 - 11.3 - 11.8 - 11.9 1.31.3
1着 ストロングリターン ⑫⑬⑫
2着 グランプリボス ⑨⑪⑩
3着 コスモセンサー ②④④
5着 ガルボ ⑥⑧⑦
6着 リアルインパクト ③②②
7着 フィフスペトル ⑯⑮⑯
9着 サダムパテック ⑧⑦⑦
10着 ドナウブルー ③④⑤
12着 シルポート ①①①
15着 エイシンアポロン ③③③
17着 マルセリーナ ⑫⑪⑫
ハイペースで流れて、走破時計はレコードタイムとなった一戦。10秒台のラップタイムが前半に2度出現していながら、最後まで11秒台でまとめられているのを見れば、このレースのレベルの高さが窺える。春のマイル王決定戦に相応しいレースだった。
注目しておきたいのは、3着コスモセンサーと6着リアルインパクトの2頭。前者は好スタートを切ったが、同厩のシルポートにハナを譲って、無理せず好位に控えた。後者はスタートで半馬身程後手を踏んだが、押して2番手に。直線ではシルポートを潰すのが役目とばかりに馬体を合わせ、同馬を競り落とした。両馬共に、この展開の中、前で粘った踏ん張りを評価したい。
クイーンステークス(GⅢ) 札幌 芝1800m 良
12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 1.47.2
1着 アイムユアーズ ⑤⑤⑤④
秋華賞の考察でも触れたが、アイムユアーズが実力通りにスローペースを味方に付けて順当勝ちしただけのレース。
関屋記念(GⅢ) 新潟 芝1600m 良
12.2 - 10.9 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 10.4 - 11.3 1.31.5
1着 ドナウブルー ②②②
超スローペースだが、このレースもレコード決着。2番手にいたドナウブルーの末脚によるところが大きい。ただ、ドナウブルーの上がり3ハロンのタイムは出走メンバー中3番目で、同馬は展開に恵まれての勝利と判断して良い。
京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ) 中山 芝1600m 良
12.2 - 10.9 - 10.9 - 11.1 - 11.1 - 11.2 - 11.5 - 11.8 1.30.7
1着 レオアクティブ ⑫⑫⑫⑩
4着 コスモセンサー ③③②②
このレースもマイル戦としてはスローペースなのだが、またもやレコード決着。道中は中団後方に位置し、直線で末脚を炸裂させたレオアクティブの強さが際立つが、開幕2日目の馬場の内々をずっと走れた利があったのは確か。4着コスモセンサーはこの展開なら勝ち負けになっていないとおかしいのだが、直線では一旦先頭に出ており、休養明け初戦としてはまずまず。
毎日王冠(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.7 - 10.8 - 11.0 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.7 - 12.2 1.45.0
4着 リアルインパクト ④④④④
5着 ダノンシャーク ⑧⑧⑥⑥
6着 グランプリボス ②②②②
7着 ストロングリターン ⑧⑧⑦⑦
12着 エイシンアポロン ⑫⑪⑪⑨
14着 シルポート ①①①①
天皇賞(秋)の考察でも触れたが、ハイペースでレベルの高い一戦。注目しておくべきは4着リアルインパクトと6着グランプリボス。前者は安田記念と同じように先行しての渋太さを見せた。休養明け初戦としては上々の内容。後者も休養明け初戦だったが、悪くない内容。
府中牝馬ステークス(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.6 - 11.2 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.5 1.45.5
3着 ドナウブルー ④④⑤⑤
5着 マルセリーナ ⑧⑩⑩⑫
エリザベス女王杯の考察で触れた通りスローペースの一戦。3着ドナウブルーは展開に恵まれても勝ち切れなかった。5着マルセリーナは騎手が思っていたポジションを取れず、展開も向かなかったが、最後はジリジリと伸びて来た。この馬も休養明け初戦としてはまずまずの競馬をした。因みに同馬とタイム差無しの4着だったのは、エリザベス女王杯を勝ったレインボーダリア。
富士ステークス(GⅢ) 東京 芝1600m 良
12.3 - 10.8 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 11.3 - 11.6 - 11.9 1.32.4
2着 ファイナルフォーム ⑨⑨⑦
6着 ガルボ ④⑤④
8着 コスモセンサー ①①①
14着 フラガラッハ ⑱⑰⑰
ミドルペース。8着コスモセンサーは単騎逃げで楽に運べていたように見えたが、直線であっさり捕まってしまった。体調が落ちて来ているのかもしれない。
スワンステークス(GⅡ) 京都 芝1400m 良
12.4 - 11.2 - 11.6 - 11.5 - 11.0 - 11.2 - 11.6 1.20.5
1着 グランプリボス ⑩⑩⑩
4着 ダノンシャーク ⑩⑦⑦
8着 サンカルロ ⑫⑫⑬
9着 レオアクティブ ⑮⑮⑯
14着 エイシンアポロン ③③③
スローペースの一戦。不利な展開をものともせず快勝したグランプリボスの強さだけが際立った。レオアクティブは最後脚は見せたが、展開が向かなかった。不利な展開を正攻法の競馬で勝つ程の実力は無い。
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