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第146回天皇賞(秋) 考察

NHKマイルカップ(GⅠ) 東京 芝1600m 良
12.1 - 11.0 - 12.0 - 12.2 - 12.6 - 11.6 - 11.3 - 11.7  1.34.5
1着 カレンブラックヒル ①①①
6着 ジャスタウェイ ⑮⑮⑯
スローペース。1番人気だったカレンブラックヒルは好発からハナを奪い、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。道中後続にペースを急かされる訳でもなく、自分のペースで競馬ができたのが最大の勝因。6着ジャスタウェイは出遅れて後方からの競馬。直線ではじりじりと伸びたが、6着が精一杯だった。上がり3ハロンが総て11秒台にまとまる中、最速の34.2秒の末脚を繰り出したが、展開が味方しなかった。カレンブラックヒルとは0.8秒差を付けられたが、同馬が終始最内を通って展開にも恵まれたのに対し、ジャスタウェイは出遅れ、4角大外、不利な展開が重なってしまった。両馬の間に着差程の実力差は無い。


東京優駿(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4  2.23.8
2着 フェノーメノ ⑦⑦⑥⑦
11着 ジャスタウェイ ⑰⑯⑮⑮
ハイペース。道中極端にペースが落ちる所もなく、なかなかレベルの高い一戦。1着馬(ディープブリランテ)と3着馬(トーセンホマレボシ)は前で競馬をしたが、これは前有利な流れではなく、この2頭が強かったということだろう。2着フェノーメノは中団からの競馬で展開に恵まれた。直線では少しヨレて立て直したロスがあり、その分ハナ差届かなかった。11着ジャスタウェイはまたスタートで後手を踏み、後方からジリジリと伸びただけに終わった。


宝塚記念(GⅠ) 阪神 芝2200m 良
12.2 - 10.9 - 11.2 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 11.6 - 11.6 - 12.1  2.10.9
2着 ルーラーシップ ⑧⑥⑥③
6着 エイシンフラッシュ ⑧⑧⑧⑦
7着 アーネストリー ③④④①
8着 ナカヤマナイト ⑪⑬⑭⑭
10着 フェデラリスト ⑬⑬⑬⑭
12着 トゥザグローリー ⑩⑩⑧⑨
逃げた馬(ネコパンチ)が後続を離して逃げて、ハイペースを演出。離された後続にとってもハイペースとなった。勝ったのは、後に凱旋門賞2着馬となるオルフェーヴルだった。2着ルーラーシップは中団から早目に仕掛けたが、内を通った勝馬に出し抜けを食らってしまった。2馬身差を付けられたが、強い競馬をしている。7着アーネストリーは着順から受けるイメージよりも頑張ったと言えるかもしれないが、ルーラーシップと2秒差では話にならない。


函館記念(GⅢ) 函館 芝2000m 良
12.5 - 10.8 - 11.6 - 12.0 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 11.8 - 12.4  2.00.4
1着 トランスワープ ⑧⑩⑦⑧
6着 マイネルスターリー ⑭⑭⑤③
10着 ネヴァブション ⑯⑯⑮⑫
ハイペース。1着トランスワープは展開に恵まれた。6着マイネルスターリーは出遅れて後方からの競馬。ペースが遅くなった所でマクッて先行勢に取り付くも、直線でガス欠。結果論だが、直線までじっとしていればもう少し着順が上がっていたかもしれない。


札幌記念(GⅡ) 札幌 芝2000m 良
12.8 - 10.6 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.4 - 11.8  1.58.7
2着 ダークシャドウ ②②②①
8着 マイネルスターリー ⑩⑨②②
12着 ネヴァブション ⑬⑭⑫⑬
ミドルペース。2着ダークシャドウは途中からマイネルスターリーに絡まれる苦しい展開。直線に入って同馬を振り切った矢先に勝馬(フミノイマージン)に出し抜けを食らった。渋太く食い下がったが、逆転には至らず。惜しい2着。


新潟記念(GⅢ) 新潟 芝2000m 良
12.8 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 12.5 - 12.4 - 11.7 - 10.9 - 10.3 - 11.9  1.57.6
1着 トランスワープ ⑨⑨⑨
超スローペース。ラスト4ハロンからの末脚の持続力勝負となった。中団に位置したトランスワープにとっては楽な展開ではなかったが、新潟の長い直線での追い比べを制した。上がり3ハロンは32.3秒で、もちろん出走メンバー中最速。


セントライト記念(GⅡ) 中山 芝2200m 良
12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.8  2.10.8
1着 フェノーメノ ⑤④③①
このレースも超スローペース。レース後半のペースアップに、どこまで耐えられるかという持続力勝負となった。フェノーメノは先行、早目先頭からそのまま押し切った。前半楽をしていた分、後ろからの追い上げを押さえ込めた感。


オールカマー(GⅡ) 中山 芝2200m 重
12.6 - 11.3 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.7 - 12.3  2.15.5
1着 ナカヤマナイト ⑨⑦④②
2着 ダイワファルコン ①④②①
12着 マイネルスターリー ⑨⑨⑫⑥
13着 ネヴァブション ⑮⑨⑤⑥
ミドルペース。1着ナカヤマナイトは中団から徐々に前に並びかけて行き、上がり3ハロン最速の脚を繰り出して快勝。2着ダイワファルコンはナカヤマナイトの前で同じような競馬をしたが、相手の方が一枚上手だった。


毎日王冠(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.7 - 10.8 - 11.0 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.7 - 12.2  1.45.0
1着 カレンブラックヒル ②②③③
2着 ジャスタウェイ ⑩⑩⑧⑨
9着 エイシンフラッシュ ⑩⑪⑧⑦
14着 シルポート ①①①①
16着 フェデラリスト ⑭⑭⑮⑮
ハイペース。シルポートが飛ばして、前はバラけた展開。最初と最後の1ハロンのみ12秒台で、道中は総て10秒台~11秒台という息の入らない流れとなった。レースレベルは高い。
1着カレンブラックヒルは先行しての押し切り勝ち。文句無しに強い勝ち方だったが、ラスト1ハロンのラップタイムを見ると距離は1800mがギリギリかもしれない。2着ジャスタウェイは今回はスタートで後手を踏むことなく中団に付けることができた。末脚は確かなだけに道中の位置取り次第で着順は変わる。今回も上がり3ハロンは出走メンバー中最速を記録。





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