桜花賞(GⅠ) 阪神 芝1600m 良
12.7 - 10.9 - 11.3 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.0 - 12.2 1.34.6
1着 ジェンティルドンナ ⑨⑩⑩
2着 ヴィルシーナ ③④④
3着 アイムユアーズ ⑤⑦⑥
5着 メイショウスザンナ ⑪⑩⑩
8着 トーセンベニザクラ ⑬⑬⑫
10着 サンシャイン ⑤④④
12着 オメガハートランド ⑮⑮⑰
スローペース。持続力の求められない瞬発力比べとなった。勝ったジェンティルドンナは上がり3ハロンを出走メンバー最速の34.3秒の末脚で差し切った。2・3着馬のヴィルシーナ・アイムユアーズが好位で流れに乗れていたことを考慮すると、ジェンティルドンナと両馬の間には着差以上の実力差があると言えそうだ。
優駿牝馬(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.6 - 10.9 - 11.6 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 11.8 2.23.6
1着 ジェンティルドンナ ⑬⑭⑭⑮
2着 ヴィルシーナ ③⑧⑧⑨
3着 アイスフォーリス ⑥⑥⑥⑦
4着 アイムユアーズ ②④④④
6着 ダイワズーム ⑧⑪⑫⑪
7着 ハナズゴール ⑭⑮⑭⑯
8着 サンシャイン ⑨⑥⑥⑥
9着 メイショウスザンナ ⑦⑪⑫⑪
10着 トーセンベニザクラ ⑨④④④
12着 オメガハートランド ③③③②
13着 ミッドサマーフェア ⑨⑩⑩⑪
14着 キャトルフィーユ ⑭⑧⑧⑦
15着 チェリーメドゥーサ ⑭⑮⑰⑯
オークスにしては珍しくハイペースとなった。勝馬ジェンティルドンナは2着馬ヴィルシーナに5馬身差を付ける圧勝。展開に恵まれたのは確かだが、自身も桜花賞に続いて上がり3ハロン出走メンバー最速の末脚(34.2秒)を繰り出しており、同世代牝馬の中では一枚上の実力があるのを示した。4着アイムユアーズは好位から最後の直線では抜け出すかの勢いを見せた。ジェンティルドンナ・ヴィルシーナに交わされた後もアイスフォーリスと激しい3着争いを繰り広げ、結果ハナ差交わされての4着となったが、展開を考慮すると良く頑張っている。
クイーンステークス(GⅢ) 札幌 芝1800m 良
12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 1.47.2
1着 アイムユアーズ ⑤⑤⑤④
3着 ミッドサマーフェア ⑧⑧⑦⑨
スローペースだが、ラスト4ハロンからの末脚の持続力が試される展開となった。オークスで強い競馬を見せたアイムユアーズが順当勝ち。3着ミッドサマーフェアは勝馬の後を追うように伸びたが、届かなかった。位置取りの差がそのまま着差となった。2頭の間にそれほど実力差は無い。
札幌記念(GⅡ) 札幌 芝2000m 良
12.8 - 10.6 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.4 - 11.8 1.58.7
4着 ハナズゴール ⑩⑨⑪⑫
ミドルペース。ハナズゴールは勝負処でもたつき、馬群の最後方となったが、直線盛り返して4着にまで上がった。なかなか良い脚を持っている。
紫苑ステークス 中山 芝2000m 良
12.3 - 10.7 - 11.8 - 11.6 - 12.5 - 12.7 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.6 1.58.4
2着 ブリッジクライム ⑧⑨⑦⑦
5着 アイスフォーリス ⑭⑫⑫⑦
7着 ダイワズーム ⑪⑪⑩⑦
9着 オメガハートランド ⑦⑤⑥④
10着 メイショウスザンナ ⑥⑦④④
ハイペースだが、前に行った2頭が飛ばしてのもの。中盤でペースが緩み馬群は詰まった。後続にとってはミドルペースだっただろう。2着ブリッジクライムは直線で前が開かず、追い出しを待たされたのが痛かった。スムーズなら勝っていたかもしれないが、だからといって、強いという印象は持てない。
ローズステークス(GⅡ) 京都 芝1800m 良
12.7 - 11.8 - 12.0 - 12.5 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 10.4 - 11.6 1.46.8
1着 ジェンティルドンナ ②②②
2着 ヴィルシーナ ③⑤⑤
3着 ラスヴェンチュラス ⑥⑥⑦
4着 キャトルフィーユ ③②③
5着 トーセンベニザクラ ⑧⑨⑨
8着 サトノジョリー ⑤②③
取消 ハナズゴール
超スローペースの上に、馬群はバラけ、後ろから競馬をした馬にとっては辛い展開。2冠馬ジェンティルドンナが春とは違う積極策の競馬で快勝。展開に恵まれたのは確かだが、好位からでも競馬ができることを証明して、3冠達成の可能性をぐんと高めた。ヴィルシーナは完敗の2着。本番でジェンティルドンナを逆転することはかなり難しくなった。3着ラスヴェンチュラスと5着トーセンベニザクラは悔いの残る競馬となった。前者はスタート直後に落鉄、後者は直線で前が壁になり、残り1ハロンまで追い出せなかった。共にゴール前では伸びて来ただけに、アクシデントと展開に泣いた。
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