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第77回東京優駿 考察

2005年 良  12.5 - 10.9 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.6 2:23.3
       前半4F-47.6 中盤4F-49.0 後半4F-46.7
2006年 稍重 12.6 - 11.8 - 13.0 - 12.8 - 12.3 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.8 - 12.0 2:27.9
       前半4F-50.2 中盤4F-50.4 後半4F-47.3
2007年 良  12.6 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.1 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.4 - 11.4 - 11.6 2:24.5
       前半4F-48.4 中盤4F-49.5 後半4F-46.6
2008年 良  12.5 - 10.6 - 12.4 - 12.9 - 12.4 - 12.8 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 12.2 - 12.4 2:26.7 
       前半4F-48.4 中盤4F-49.7 後半4F-48.6
2009年 不良 12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 13.2 - 13.8 - 14.7 - 13.2 - 12.9 - 13.6 2:33.7 
       前半4F-47.7 中盤4F-51.6 後半4F-54.4

2005年 1着 ディープインパクト ⑮⑬⑫⑩ 上がり3F 33.4
     2着 インティライミ ②③③② 上がり3F 35.1
     3着 シックスセンス ⑮⑮⑭⑩ 上がり3F 34.5 
2006年 1着 メイショウサムソン ⑤⑤③③ 上がり3F 35.1
     2着 アドマイヤメイン ①①①① 上がり3F 35.4
     3着 ドリームパスポート ⑯⑮⑬⑫ 上がり3F 34.9 
2007年 1着 ウオッカ ⑩⑪⑪⑧ 上がり3F 33.0
     2着 アサクサキングス ②①①① 上がり3F 34.9
     3着 アドマイヤオーラ ⑥⑥⑦⑨ 上がり3F 33.7
2008年 1着 ディープスカイ ⑪⑬⑭⑮ 上がり3F 34.2
     2着 スマイルジャック ③③③③ 上がり3F 35.5
     3着 ブラックシェル ⑩⑩⑫⑬ 上がり3F 34.7
2009年 1着 ロジユニヴァース ③③③③ 上がり3F 39.2
     2着 リーチザクラウン ②②②② 上がり3F 40.2
     3着 アントニオバローズ ⑤⑤⑤⑤ 上がり3F 39.8

 昨年の不良馬場での成績を度外視すれば、一定の傾向が浮かび上がる。即ち、中盤にペースが緩んでの後半瞬発力勝負。レースが動くのは最後の直線に入る直前。ここで馬群がぐっと固まり瞬発力勝負が始まる。ゴールまで残り200mぐらいのところで大勢は決することが多く、実質400mの勝負となる。2008年は例外的にゴール寸前でディープスカイがスマイルジャックを差し切ったが、この一戦は後半4ハロンのタイムが前半のそれを下回っており、例年より瞬発力に秀でた馬が少なかったと見るべきだろう。決して距離適性があった訳ではないレッツゴーキリシマが直線入ってしばらくは頑張っていたことから判断すれば、出走馬のレベルもダービーとしては低かったのかもしれない。
 尚、ジリ脚しか持たない後方待機策の馬でも、距離適性があれば3着までには突っ込んで来れる。

皐月賞
 12.1 - 10.9 - 12.4 - 12.1 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 12.0

 1着 ヴィクトワールピサ ⑮⑬⑦⑧
 2着 ヒルノダムール ⑭⑮⑮⑫
 3着 エイシンフラッシュ ⑪⑩⑩⑫
 4着 ローズキングダム ⑥⑧⑦⑧
 5着 アリゼオ ⑤⑤⑤③
 6着 リルダヴァル ⑧⑤⑥③
 7着 ゲシュタルト ①②②②
 9着 レーヴドリアン ⑱⑰⑰⑯
 14着 トーセンアレス ⑰⑱⑱⑱
 15着 サンディエゴシチー ③③③③
 16着 シャイン ⑫⑩⑮⑯
 18着 ハンソデバンド ④③④③

 ハイペース。上位3頭は前半後方に位置した馬で占められた。当然前に行った馬にとっては不利な展開だが、そんな中踏ん張った5・6・7着馬のうち5着馬と7着馬に注目したい。
5着アリゼオは小回りコーナー4回の皐月賞では不利と言われる大外枠からの発走で、終始外を走らされた。直線では粘るゲシュタルトを競り落として先頭を窺うも、内からヴィクトワールピサの出し抜けを食らう。さらにゴール前では後ろからの強襲に屈すも内容は悪くない。
 7着ゲシュタルトも積極的な競馬。4コーナーで逃げるバーディバーディを交わしにかかるが、相手も渋太くゴールまで残り200mの地点まで抵抗された。この馬を交わすのと前後してアリゼオに交わされたが、大きくは崩れなかった。
 6着リルダヴァルはアリゼオとほぼ同じ位置で直線に入ったが、追い出されてからの反応がアリゼオ程良くなく、一瞬にして差を開けられた。結局、ゴールまでその差を縮めることはできなかった。
1着ヴィクトワールピサは展開の恩恵が大きい。前半は後方に位置し、向こう正面では開いていたラチ沿いを通って中団に進出、そのまま内を通って突き抜けた。優勝馬にケチを付けるつもりはないが、最後に飛んできた2・3着馬や先行して踏ん張った馬たちとの勝負付けが済んだ訳ではない。この馬はワンペースで走るのが得意なのかもしれない。そうであれば、一瞬の瞬発力が求められるダービーで全幅の信頼を寄せるのは危険。
 2着ヒルノダムールは展開向いたとはいえ、上がり3ハロンの末脚は出走メンバー中最速。その脚はダービーで充分武器になる。
 3着エイシンフラッシュはこのレースが再調整明けのぶっつけ本番となった。それでこれだけ走れるのだから、ポテンシャルは高い。


青葉賞
 12.5 - 10.8 - 11.8 - 12.7 - 12.2 - 12.6 - 13.2 - 12.2 - 11.8 - 11.5 - 11.3 - 11.7

 1着 ペルーサ ⑨⑧⑩⑦
 2着 トゥザグローリー ⑬⑩⑫⑩

 スローペース。なのだが、上位3頭は前に行かなかった馬で占められた。レースレベルに疑問が残る。
 1着ペルーサは2着馬に4馬身の差を付ける完勝。出走メンバー中唯一の上がり3ハロン33秒台の末脚を繰り出し、瞬発力の差を見せ付けた。
 2着トゥザグローリーも後方から伸びて来たが、如何せん相手が強かった。付けられた4馬身の差は決定的で、ダービーでペルーサを逆転できる可能性はかなり低い。


京都新聞杯
12.4 - 11.1 - 12.4 - 11.6 - 12.4 - 13.3 - 12.8 - 12.1 - 11.7 - 11.5 - 11.5

 1着 ゲシュタルト ⑥⑥⑤⑤
 2着 コスモファントム ③③③②
 3着 レーヴドリアン ⑭⑭⑬⑬
 4着 メイショウウズシオ ⑧⑨⑧⑧

 ミドルペース。道中はかなりバラけた展開で、好位勢のみが固まるという隊列。3コーナー付近から馬群が固まりだし、上がり4ハロンの末脚勝負に。
 1着ゲシュタルトは皐月賞好走の実力を見せた。順当勝ち。
 2着コスモファントムは4ヶ月半の休み明け。とはいえ、2歳時には、後の皐月賞2・3着馬やNHKマイルカップ馬に先着しているのだから、これ位走れて当然。
 3着レーヴドリアンは良い末脚を持っているのだが、如何せんテンにもたつき、追い出してからのエンジンのかかりが遅いのが致命的。どちらか一つでも解消されれば、ダービーでも面白い存在になるのだが……。


プリンシパルステークス
 12.7 - 11.6 - 11.5 - 11.8 - 12.1 - 12.8 - 12.5 - 11.6 - 11.1 - 11.4

 1着 ルーラーシップ ⑨⑨③③

 ミドルペース。
 1着ルーラーシップは3コーナー手前で中団から先団に取り付き、直線でも早めのスパート。後は後続を引き離すだけの圧勝。2着馬との差は4馬身だった。ただ、相手のレベルを考えるとこの圧勝劇をそのまま鵜呑みにするのは危険。勝つ時は圧勝だが、負ける時はあっさり負けるというのも気になる不安材料。


NHKマイルカップ
 12.1 - 10.4 - 10.9 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 12.0

 1着 ダノンシャンティ ⑯⑯⑯
 2着 リルダヴァル ⑩⑦⑧

 レコードタイムというおまけ付のハイペース。2ハロン目だけでなく3ハロン目も10秒台を刻み、その後も11秒台半ばのラップタイムで推移。最後の一ハロンのラップタイムはさすがに落ちたが、それでも大きくは落ち込んでいない。
 1着ダノンシャンティは脅威の末脚で大外一気を決めた。ハイペースで展開が向いたと言えなくもないが、上がり3ハロンのラップタイムを見れば、この差し切り勝ちの価値が分かろうというもの。距離さえ持てば、ダービーでも好走必至。←出走取消。残念。
 2着リルダヴァルは皐月賞好走馬でこれ位は走れるが、2着馬を交わせなかったのは不満。

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