ギニョールが逃げられなかった時点で個人的な勝負は終わってしまった。
ラップタイムに大きな上下動が無い展開になり、キタサンブラックが好走できるレースとなった。
それにしても、前走が天皇賞(秋)だった馬達が殆ど馬群に沈んでしまったのを見ると、やはりダメージが残っていたのだろう。
逆に言えば、それだけキタサンブラックは強いということなのだが。
今回の勝負の結果
2番 レイデオロ 2着
3番 ギニョール 9着
8番 ソウルスターリング 7着
12番 サトノクラウン 10着
13番 シャケトラ 11着
スポンサーサイト
キタサンブラックの連覇及び今秋二冠目なるかが最大の焦点となっている本レースは、当然、その注目馬が一番人気となっている。
ただ、個人的には一度嫌ってしまった以上、最後まで嫌ってみようと思っている。
展開は、大外枠に入ったラストインパクトの出方が気になるが、ドイツからの参戦馬ギニョールがハナを切ることになり、スローペースからのロングスパート戦になると見る。
耐え切れなくなった馬から脱落していく見応えのある一戦になりそうだが、実は春にも似た展開となったGⅠがある。宝塚記念がそれだ。
となれば、そこでの好走馬はピックアップしておかなければならない。1着馬サトノクラウンと4着馬シャケトラ。因みに、キタサンブラックを軽視するのは、このレースで凡走しているという理由がほぼ全てだ。
サバイバルレースでは斤量の軽重の影響が大きい為、斤量利がある3歳馬も好走するだろう。ダービー馬レイデオロにオークス馬ソウルスターリングもピックアップしておきたい。
最後に外国馬も一頭加えようと思う。先にも出てきたギニョールをピックアップしたい。ドイツのGⅠレース映像を見たが、この馬は相当に渋太そうだ。波乱の立役者として期待したい。
今回の勝負
2番 レイデオロ
3番 ギニョール
8番 ソウルスターリング
12番 サトノクラウン
13番 シャケトラ
の5頭ワイドBOX
前後半のタイムがほぼイーブンのミドルペースとなった秋のマイル王決定戦は3歳馬のペルシアンナイトが優勝した。
有利不利が無い展開で、着順がほぼそのまま実力を示しているのではないかと思う。
先行馬で好走できたのは4着のレーヌミノルだけだったが、それは展開によるものではなく、他の先行馬達の実力不足によるものだろう。
大穴として期待したダノンメジャーには直線に入ってしばらくは夢を見させてもらった。期待していた通りの競馬だった。
逆にサトノアラジンの凡走にはガックリしたが、元々が出せる能力を振り絞って激走するタイプではないので、不良馬場で走った前走の影響が出てしまったのだろう。立ち直るには時間がかかりそうだ。
今回の勝負の結果
5番 サトノアラジン 12着
6番 ダノンメジャー 16着
7番 レッドファルクス 8着
11番 エアスピネル 2着
12番 イスラボニータ 5着
サマーマイルシリーズで好走した上がり馬が富士ステークスで実力上位馬に蹴散らされて、ある程度力の序列ははっきりしている。
となれば、春のマイル王サトノアラジンを最初にピックアップしなければならない。前走の天皇賞(秋)でのシンガリ負けは不良馬場に原因を求める事ができる。徐々に乾きつつある馬場なら、実力的に凡走はしないだろう。
2番手はその安田記念で3着と好走し、秋のスプリント王にも輝いたレッドファルクス。
3番手、4番手は富士ステークスの1、2着馬、エアスピネルとイスラボニータ。
最後に大穴としてダノンメジャーを加えたい。前走のスワンステークス5着は価値有るもの。勝てはしないだろうが、先行してそのまま最後まで粘って欲しい。
今回の勝負
5番 サトノアラジン
6番 ダノンメジャー
7番 レッドファルクス
11番 エアスピネル
12番 イスラボニータ
の5頭ワイドBOX
想定とは全く違うスローペースでレースが流れ、馬券はかすりもしないことを覚悟したが、ミッキークイーンの底力に救われた。
やはりこの馬は強い。現役馬の中では最強牝馬で間違い無いだろう。有馬記念に出走しても好走すると思われる。
勝ったのはモズカッチャン。正直もっと積極的に前へ行くのかと思ったが、ペースを考えれば絶好の位置取りだったろう。前が楽をしていた分2着馬(クロコスミア)を交わすのに苦労したが、ゴール寸前で差し切った。
ミッキークイーンは展開に泣いたが、力があるところは存分に見せてくれた。
ヴィブロスはこういうスローペースからの瞬発力勝負は苦手なのだろう。
スマートレイアー、クイーンズリングの2頭にも展開は味方しなかった。
今回の勝負の結果
5番 モズカッチャン 1着
7番 クイーンズリング 7着
10番 ミッキークイーン 3着
12番 スマートレイアー 6着
16番 ヴィブロス 5着
女王決定戦に相応しいメンバーが揃って、予想は難解な一戦となった。
その中でもまず最初にピックアップしたいのは、ハイレベルの宝塚記念で3着と好走したミッキークイーン。
2番手は3歳馬のモズカッチャン。オークスと秋華賞ではあと一歩で勝利に届かなかったが、勝馬よりも強い競馬をしていた。この馬は恐らく展開の鍵を握ることになるだろうと思うが、間違ってもスローペースにはさせない筈だ。そして、それがこの馬の好走の絶対条件となる。
3番手は末脚確実なスマートレイアー。展開も嵌ると見ている。
4番手は海外GⅠを勝ち、前走でも強さの片鱗を見せたヴィブロス。
最後に、前走が良い叩き台になったと思われるクイーンズリング。鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手込みで期待したい。
今回の勝負
5番 モズカッチャン
7番 クイーンズリング
10番 ミッキークイーン
12番 スマートレイアー
16番 ヴィブロス
の5頭ワイドBOX