絶対的王者が居なくなって、大混戦が予想される。
その中でも、阪急杯で圧倒的強さを見せたコパノリチャードが一番手。初めての6ハロン戦でも前走だけ走れれば問題は無い。2番手はオーシャンステークスで鋭い差し脚を見せたスノードラゴン。行く馬が多く、ハイペースが想定されるだけに、展開も味方しそう。同じ理由でサンカルロを3番手にピックアップ。4番手は、前走だけでは見限れないリアルインパクト。純粋なスプリンターよりも1400m戦や1600m戦で実績がある馬が好走することが多いこのレースなら、3歳で安田記念を制した実績を無視する訳にはいかない。後は、下手に勝ちに行かないことを条件にガルボと下手に先行馬を追い掛けないことを条件にレッドオーヴァルを付け加えておく。
今回の勝負
3番 サンカルロ
4番 レッドオーヴァル
5番 コパノリチャード
6番 リアルインパクト
8番 ガルボ
17番 スノードラゴン
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
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淀短距離ステークス(オープン) 京都 芝1200m 良
12.1 - 10.8 - 10.9 - 11.0 - 11.1 - 11.5 1.07.4
1着 レディオブオペラ ①①①
スローペース。3連勝中のレディオブオペラが逃げ切り勝ち。大外枠の同型が控えた事もあって、内枠(3番枠)からすんなり先手を取れた。展開に恵まれての勝利で、これで4連勝とはいえ、評価はできない。
シルクロードステークス(GⅢ) 京都 芝1200m 良
12.2 - 11.0 - 10.9 - 10.8 - 11.0 - 11.5 1.07.4
1着 ストレイトガール ③⑤②
2着 レディオブオペラ ①①①
4着 マジンプロスパー ②②②
6ハロン戦で4連勝中のレディオブオペラと7戦連続連対中のストレイトガールの対戦に注目が集まったレースだが、このレースもスローペースになった。1着ストレイトガールは逃げたレディオブオペラの後ろを追走。直線では慌てず満を持して追い出し、ラスト100mで2着馬を交わした。余裕のある勝ちっぷりだが、展開に恵まれたのも確か。2着レディオブオペラはマイナス14kgの馬体重が影響したかも知れないが、自分の形に持ち込んでの完敗だけに、底が知れた感がある。4着マジンプロスパーは好位追走も直線では突き放されて流れ込んだだけ。確かにトップハンデを背負ったが、敗因はそこには無さそう。
阪急杯(GⅢ) 阪神 芝1400m 良
12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 11.2 - 11.8 - 12.8 1.20.7
1着 コパノリチャード ①①①
2着 サンカルロ ⑫⑫⑫
3着 レッドオーヴァル ⑧⑥⑤
4着 ガルボ ③②②
8着 マヤノリュウジン ⑧⑧⑧
ハイペースの一戦。逃げたコパノリチャードが直線では後続を突き放して、2着馬に4馬身差を付ける圧勝劇を演じた。2着サンカルロは直線で一瞬行き場が無くなってしまった。開いた内を突いてからは良い伸び脚を見せて混戦の2着争いを制した。展開に恵まれた感もあるが、後方からの競馬で掲示板に載ったのはこの馬だけ。差し脚は未だ健在。3着レッドオーヴァルはジリジリとしか伸びなかった。4着ガルボは勝馬を負かしに行った分、最後に力尽きた。
オーシャンステークス(GⅢ) 中山 芝1200m 良
12.0 - 10.9 - 11.0 - 11.6 - 11.5 - 11.9 1.08.9
1着 スマートオリオン ③③③
2着 スノードラゴン ⑫⑫⑩
3着 レッドスパーダ ③③③
4着 インプレスウィナー ⑦⑦⑥
8着 リアルインパクト ⑮⑮⑭
10着 アースソニック ⑦⑥⑤
13着 ハクサンムーン ①①①
6ハロン戦としては速くはないペース。スマートオリオンが好位から抜け出して快勝したが、注目したいのは2着スノードラゴン。後方待機策から力強く伸びて、勝馬に詰め寄った。展開が向かなかったが、良い脚を持っている。8着リアルインパクトは出遅れたのが痛恨。初めての1200m戦だったが、最後は伸びてきており、スタートさえまともだったらと悔やまれる。13着ハクサンムーンは自分の形に持ち込めたが、案外な内容。休養明け初戦だった事を言い訳にはできるが……。