ゴールドシップは買わなきゃ仕方が無い。京都記念で強い勝ち方をしたトーセンラーと日経賞で強い勝ち方をしたフェノーメノを加える。人気薄では、先行しての粘り込みに期待したいフォゲッタブルとゴールドシップよりも早く仕掛けて出し抜けを喰わせて欲しいマイネルキッツをピックアップ。最後に、イギリスから勇躍参戦のレッドカドーを加えたい。昨年のジャパンカップにも来日し、外国馬の中では最先着(8着)を果たした。何せこの馬を管理するのは、あのスノーフェアリーで日本の競馬ファンの度肝を抜いたダンロップ師。ジャパンカップに続いて、来日させたのは勝算があってのことだろう。ジャパンカップ以降の成績も申し分なく、遠征慣れしている点も心強い。
今回の勝負
1番 トーセンラー
5番 マイネルキッツ
6番 フェノーメノ
8番 ゴールドシップ
12番 フォゲッタブル
13番 レッドカドー
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
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万葉ステークス(オープン) 京都 芝3000m 良
13.2 - 12.0 - 12.3 - 12.9 - 12.5 - 13.0 - 13.9 - 13.8 - 12.7 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.3 3.08.0
1着 デスペラード ⑬⑬⑫⑩
5着 マイネルキッツ ④④⑥⑥
6着 フォゲッタブル ③③③④
10着 トウカイトリック ⑦⑧⑨⑨
1000m毎のラップタイムは62.9 - 65.6 - 59.5。最後の1000mが60秒を切っているのを見ても分かる通り、このレースはロングスパート勝負となった。デスペラードは後方待機策から2週目の坂の下りで動き出し、逃げ粘る3着馬(エーシンジーライン)をゴール前交わしての勝利。強い勝ち方だったが、ラスト1ハロンのラップタイムを見ると相手に恵まれた感もある。
日経新春杯(GⅡ) 京都 芝2400m 良
12.5 - 11.6 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.1 - 11.9 - 11.6 - 11.7 2.25.0
1着 カポーティスター ④④④⑤
2着 ムスカテール ⑤⑥⑧⑨
3着 トウカイパラダイス ②③③③
8着 メイショウカンパク ⑧⑦⑪⑫
ミドルペース。カポーティスターは内枠と軽ハンデに恵まれての勝利。特には見所の無いレース。
アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ) 中山 芝2200m 良
12.3 - 11.5 - 12.2 - 11.6 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 12.5 - 12.1 - 11.5 - 12.7 2.13.1
3着 アドマイヤラクティ ⑨⑨④④
ハイペースだが、これは逃げた馬が大逃げを打った為で、後続にとってはミドルペースだったと思われる。アドマイヤラクティは勝馬(ダノンバラード)に早目にプレッシャーを掛けたが、直線では逆に突き放されて完敗。
京都記念(GⅡ) 京都 芝2200m 良
12.6 - 11.4 - 12.6 - 12.8 - 12.4 - 11.9 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.5 2.12.5
1着 トーセンラー ⑦⑥⑧⑦
6着 カポーティスター ③④④②
スローペースだが、6ハロン目からは引き締まった流れの中、さらにラスト2ハロンでの瞬発力も試されるなかなかレベルの高い一戦となった。トーセンラーは中団やや後ろから直線勝負に徹し、早くも直線の半ばでは勝負を付けた。強い勝ち方だった。
ダイヤモンドステークス(GⅢ) 東京 芝3400m 良
12.7 - 11.0 - 11.4 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 12.6 - 13.3 - 13.3 - 13.2 - 13.2 - 13.2 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 12.5 3.31.9
1着 アドマイヤラクティ ⑨⑧⑦⑥
2着 ジャガーメイル ⑨⑩⑪⑨
7着 フォゲッタブル ⑪⑩⑬⑫
1000m毎のラップタイムは59.9 - 65.0 - 62.5。道中はかなり縦長の展開となった。逃げた馬が大逃げを打ち、そこから5番手追走の馬まではポツンポツンとバラけたままの追走。その後方に馬群ができる展開。先行勢が早めにペースを上げた漁夫の利を得て、アドマイヤラクティが勝利を飾った。長く脚を使っているのは確かだが、最後はさすがに失速気味。
中日新聞杯(GⅢ) 中京 芝2000m 良
12.4 - 11.0 - 12.5 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 11.4 - 12.3 1.59.6
3着 トウカイパラダイス ③③②②
ハナを切った馬が後続を引き離して逃げたが、このレースはスローペース。トウカイパラダイスは展開に恵まれたが、後ろから交わされての3着。
阪神大賞典(GⅡ) 阪神 芝3000m 良
13.1 - 11.5 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 12.3 - 12.5 - 13.1 - 12.4 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 12.3 - 13.0 3.05.0
1着 ゴールドシップ ⑧⑦④③
2着 デスペラード ⑨⑨⑦⑥
3着 フォゲッタブル ②②②②
5着 トウカイトリック ⑥⑥⑧⑨
1000m毎のラップタイムは61.2 - 62.1 - 61.7で、殆ど一貫したペースとなっている。15ハロン戦としてはかなり厳しいペースとなった。走破時計も優秀で、このレースのレベルの高さを物語っている。ラスト1ハロンが13.0秒かかったのは、勝ったゴールドシップの鞍上が勝利を確信して流した為だろう。さて、そのゴールドシップだが、馬群は縦長となり、後方に待機した馬たちは前半楽ができた筈で、いつも通りの競馬で完勝したとは言え、展開に恵まれたと言える。このレースで注目すべき馬は、勝馬ではなく、3着フォゲッタブル。道中は2番手追走で、直線では一旦先頭に立つ場面もあった。ゴールドシップには早々に交わされたが、一緒に上がってきた4着馬(ベールドインパクト)は逆に突き放した。ゴール手前でデスペラードに交わされてしまったが、この展開の中、良く踏ん張ったと言える。7歳馬だが、スタミナがあるところは示した。さらにこの馬、前半から舌を出しており、真面目に走っていない。まだ奥があるかもしれない。
日経賞(GⅡ) 中山 芝2500m 良
6.8 - 11.5 - 12.2 - 12.0 - 12.4 - 12.8 - 12.7 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 11.7 2.32.0
1着 フェノーメノ ⑧③⑤④
2着 カポーティスター ③③④③
3着 ムスカテール ⑪⑩⑥⑥
5着 マイネルキッツ ⑨⑥②①
8着 メイショウカンパク ⑪⑩⑩⑨
スローペースだが、馬群は縦長となり、後方待機策の馬たちには末脚の持続力が試される展開となった。フェノーメノが実力の違いを見せて完勝。最後まで末脚が鈍らなかったのは素直に評価したい。もう一頭注目しておきたいのは5着マイネルキッツ。向正面で、後方集団からいち早く前を行く馬に鈴を付けに行ったのがこの馬。4角では先頭に立ったが、さすがに直線早々に交わされてしまった。ただ、交わされてからも、速い上がりの中踏ん張って掲示板は確保した。展開を考えるとこの馬も相当長く脚を使っている。
大阪杯(GⅡ) 阪神 芝2000m 良
12.6 - 11.4 - 12.7 - 12.2 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.3 - 10.9 - 11.5 1.59.0
4着 トウカイパラダイス ②②②②
14着 コパノジングー ①①①①
前後半で4秒も差がある程のスローペース。如何に相手が強かった(1着オルフェーヴル・2着ショウナンマイティ・3着エイシンフラッシュ)とはいえ、展開に恵まれてのこの結果では特に特筆すべきことはない。
大阪‐ハンブルクカップ 阪神 芝2400m 良
13.0 - 12.2 - 13.2 - 12.6 - 12.9 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 13.0 2.28.6
1着 レッドデイヴィス ⑪⑪⑪⑧
11着 ユニバーサルバンク ②②③⑤
1000m通過タイムが63.9秒という超スローペースとなった一戦。馬群一団のまま直線に入ってからの追い比べとなった。レッドデイヴィスは上がり3ハロン最速の脚で中団から差し切り勝ちを収めたが、ラスト1ハロンのラップタイムを見れば、相手に恵まれた感が強い。
今回の勝負の結果
3番 レッドルーラー 18着
7番 ロゴタイプ 1着
12番 コディーノ 3着
15番 カミノタサハラ 4着
16番 フェイムゲーム 12着
朝霧:トリガミ、だよね?
高遠原:1番人気と3番人気の組合せだからね。仕方ないよ。
朝霧:今年の上半期はなかなか波に乗れないね。
高遠原:う~ん、そうだね。桜花賞で少し勢いが付いたと思ったんだけどね。
朝霧:でも、あんまり悔しそうじゃないね。
高遠原:4着までが人気通りの着順というガチガチの本命戦になったからね。配当も安いし。
正直に言うと「ま、しょうがないか」って感じだね。
朝霧:ちなみに、ワイド3点全部当たってたら、幾らになってたの?
高遠原:5,050円。
朝霧:え? それじゃ、師匠は50円の儲けで、私はたった10円の儲け?
高遠原:そういうこと。
朝霧:確かに、あんまり悔しくないね。
高遠原:だろ? ま、こういうレースもあるよ。
朝霧:うん。
高遠原:じゃ、残念会しますか。
朝霧:そうだね。
今回の収支:-3,400円
2013年上半期収支:-12,900円
ブログ通算収支:-121,810円
単純に強い競馬をした馬を選んだら丁度5頭になったので、その5頭のボックスで勝負。意外とスンナリ決まった。
今回の勝負
3番 レッドルーラー
7番 ロゴタイプ
12番 コディーノ
15番 カミノタサハラ
16番 フェイムゲーム
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ) 中山 芝1600m 良
12.1 - 10.8 - 11.0 - 11.5 - 11.9 - 12.2 - 11.8 - 12.1 1.33.4
1着 ロゴタイプ ②⑤②②
2着 コディーノ ⑦⑦②⑤
7着 ラブリーデイ ⑨⑨⑧⑪
9着 クラウンレガーロ ②④⑧⑦
13着 テイエムイナズマ ⑮⑭⑬⑩
超ハイペースとなった一戦。馬群はバラけて、かなり縦長の展開。勝ったロゴタイプはハナ争いに巻き込まれそうになるのを鞍上が抑えて好位の外目に位置する。3コーナー付近で外から2着馬に並ばれても慌てることなく、4コーナーで前に進出し、直線で後続を突き放した。2着馬とのマッチレースになって、結局最後まで抜かせなかった。2歳王者を名乗るに相応しい強い競馬をした。2着コディーノは先団直後の内にいたが、外に出した時に行きたがって、2番手に並びかけてしまった。そこで落ち着かせて、勝負処で再度前に進出。勝馬より早くスパートを開始したが、捉えることはできなかった。ただ、後続とは2ヶ2分の1馬身差を付けており、ロゴタイプは勿論、コディーノも世代上位の力量を示した。9着クラウンレガーロは、真っ先にハナを切って行ったが、外から次々と来られて、一旦控える形に。馬群に包まれ動くに動けず、ポジションがどんどん後ろになってしまった。ペースを考えれば、結果オーライの筈なのだが、馬群に包まれ、直線でもそのまま流れ込んだだけに終わってしまった。実力を発揮できずに終わった感。
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GⅢ) 阪神 芝2000m 稍重
14.0 - 12.4 - 13.4 - 13.2 - 13.0 - 12.9 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 12.0 2.05.4
1着 エピファネイア ③③③③
1000m通過が66秒という最早レースとは呼べないレベルの一戦。当然、勝ったエピファネイアを評価することはできない。
ホープフルステークス(オープン) 中山 芝2000m 良
12.5 - 11.0 - 12.0 - 12.5 - 12.8 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 11.7 - 12.1 2.01.6
1着 サトノネプチューン ⑩⑧⑦⑥
3着 カミノタサハラ ⑬⑫⑫⑩
4着 ミヤジタイガ ⑦⑦⑦⑥
前半1000mと後半1000mが共に60.8秒という完全なミドルペース。勝ったサトノネプチューンは中団内目で折り合い、直線では坂を上ってから良く伸びた。3着カミノタサハラは出遅れて最後方からの競馬。3コーナーから鞍上の手が激しく動き、外を通って徐々に進出を開始するも、4コーナーでは膨れてしまうロス。それでも直線は良く伸びて来た。レース慣れしていないが、素質の一端は見せた印象。
シンザン記念(GⅢ) 京都 芝1600m 良
12.2 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 12.3 1.34.3
3着 タマモベストプレイ ④④④
ハイペースに近いミドルペース。3着タマモベストプレイは道中好位の内で流れに乗ったが、直線はジリジリとしか伸びず。強調できる材料は無い。
白梅賞(3歳500万円以下) 京都 芝1600m 良
12.6 - 11.0 - 11.6 - 11.9 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.7 1.33.9
1着 コパノリチャード ①①①
スローペース。勝ったコパノリチャードは展開に恵まれたのは確かだが、後続に5馬身差を付ける圧勝。上がり3ハロンは総て11秒台でまとめており、決してフロックでの勝利ではない。ここでは実力が違った感。
若駒ステークス(オープン) 京都 芝2000m 良
12.4 - 10.7 - 12.0 - 13.3 - 13.0 - 13.1 - 12.2 - 11.9 - 11.3 - 11.8 2.01.7
3着 メイケイペガスター ⑨⑨⑨⑨
4着 ミヤジタイガ ④④③③
スローペース。3着メイケイペガスターは出遅れて最後方からの競馬。直線は内を突いて良く伸びた。向正面で3ハロン続いたラップタイム13秒台の箇所でも馬群がそう詰まらなかった展開を考えると、価値のある3着。4着ミヤジタイガは展開に恵まれたものの直線では伸びずバテず。
京成杯(GⅢ) 中山 芝2000m 良
12.6 - 11.0 - 12.6 - 11.8 - 13.0 - 13.1 - 12.7 - 11.9 - 11.6 - 12.0 2.02.3
1着 フェイムゲーム ⑨⑨⑦⑤
ミドルペース。1着フェイムゲームは中団の内で流れに乗った。3コーナーで先に動いた3着馬(ケイアイチョウサン)を追うようにスパートを開始し、直線も良く伸びた。特に強いという印象は無いが、ソツの無い競馬をした。
梅花賞(3歳500万円以下) 京都 芝2400m 良
12.9 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 12.2 - 12.4 - 12.8 - 12.7 - 12.0 - 11.7 - 12.0 - 12.3 2.27.0
1着 レッドルーラー ⑦⑦⑤④
ミドルペース。向正面ではかなり間延びした馬群だったが、3コーナー手前から徐々に馬群も詰まり、4コーナーでは一団となる展開。1着レッドルーラーは出遅れて最後方。後半戦に入って前を追い掛けたが、結果外々を回らされることに。それでも最後まで脚は鈍らず、粘る2着馬(ジャングルパサー)をクビ差退けた。長く脚を使っており、着差は僅かでも、ここでは実力の違いを見せつけた。
きさらぎ賞(GⅢ) 京都 芝1800m 良
12.8 - 11.6 - 12.2 - 13.0 - 12.6 - 12.2 - 11.7 - 10.9 - 11.9 1.48.9
1着 タマモベストプレイ ②②②
2着 マズルファイヤー ①①①
5着 クラウンレガーロ ⑤④④
超スローペース。1着タマモベストプレイと2着マズルファイヤーは道中での位置取りが入れ替わっただけの着順。5着クラウンレガーロも目立った末脚は使えず、流れ込んだだけ。
共同通信杯(GⅢ) 東京 芝1800m 良
13.0 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.5 1.46.0
1着 メイケイペガスター ③②②②
このレースも超スローペースなのだが、前半が遅く流れたという訳ではなく、後半が速く流れたと見るべきだろう。1着メイケイペガスターは出遅れたが、二の脚で2番手に付け、流れに乗った。展開に恵まれたのは確かだが、長く良い脚を使っている。
アーリントンカップ(GⅢ) 阪神 芝1600m 良
12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.4 - 12.4 - 11.4 - 10.9 - 11.8 1.34.8
1着 コパノリチャード ②②②
5着 ラブリーデイ ④③③
7着 テイエムイナズマ ⑧⑧⑧
またまた超スローペースの一戦。勝ったコパノリチャードは展開に恵まれての勝利。5着ラブリーデイは展開に恵まれても掲示板が精一杯。
すみれステークス(オープン) 阪神 芝2200m 良
13.1 - 12.3 - 12.3 - 13.6 - 13.1 - 12.1 - 13.1 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 11.8 2.16.3
1着 ナリタパイレーツ ①①①①
このレースも超スローペースの一戦。ナリタパイレーツは展開に恵まれての逃げ切り勝ち。
弥生賞(GⅡ) 中山 芝2000m 良
12.9 - 11.4 - 12.2 - 12.4 - 12.7 - 12.5 - 11.7 - 11.6 - 11.4 - 12.2 2.01.0
1着 カミノタサハラ ⑥⑦④④
2着 ミヤジタイガ ⑥⑤⑤④
3着 コディーノ ②③⑤⑦
4着 エピファネイア ④③②②
11着 サトノネプチューン ①①①②
またもやスローペース。1着カミノタサハラは中団外目を追走。3コーナー手前からいち早く動き出し、長く脚を使って、ゴール前での混戦を制した。強い勝ち方。2着ミヤジタイガはソツの無い競馬が出来た分の2着。3着コディーノは好位の内を追走。勝負処では外の動きには呼応せず、直線に入ってからスパートを開始するも前にいた4着馬の存在が少し邪魔だったか。休み明け初戦ということを考えれば、悲観する内容ではない。4着エピファネイアは直線で一旦は先頭に立ったが、使える脚は一瞬だけのよう。
若葉ステークス(オープン) 阪神 芝2000m 良
12.6 - 11.4 - 12.7 - 12.6 - 11.5 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 12.2 2.00.7
1着 レッドルーラー ⑨⑩⑩⑩
2着 クラウンレガーロ ②③③⑤
4着 インパラトール ⑨⑨⑧⑥
5着 ナリタパイレーツ ③②②②
6着 マズルファイヤー ①①①①
8着 メイケイペガスター ⑥④③③
スローペース。1着レッドルーラーは後方からの競馬。道中は動かず、4コーナーも外を回って直線だけで9頭をゴボウ抜きに。強い。2着クラウンレガーロはソツのない競馬をしたが、相手が悪かった。8着メイケイペガスターは折り合いを欠いて直線で失速した。
スプリングステークス(GⅡ) 中山 芝1800m 良
12.6 - 11.8 - 12.4 - 11.7 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.9 1.47.8
1着 ロゴタイプ ④④④②
2着 タマモベストプレイ ⑥⑥⑤⑤
4着 フェイムゲーム ⑪⑩⑫⑬
スローペース。2歳王者ロゴタイプが展開にも恵まれて当然の勝利。惜しかったのは4着フェイムゲーム。出遅れて後方からの競馬。4コーナーでは大外を回って、良く追い上げた。ラスト1ハロンの伸びは目立っていただけに展開の不利が大きかった。
非常に難解な一戦。桜花賞と同じコースで行われたレースを全く違う流れの中連続して好走したクロフネサプライズは買わなければならない。非凡な瞬発力と勝負根性のあるトーセンソレイユもまたしかり。後は、迷いに迷ったが、フィリーズレビューを勝ったメイショウマンボを3馬身千切り捨てたレッドオーヴァルをピックアップする。最後に、最重要トライアル戦であるチューリップ賞2着馬ウインプリメーラと3着馬アユサンを付け加える。特に前者は2度の不利があったフェアリーステークス以外では安定した成績を残しているのが魅力でもある。メイショウマンボは馬場が合わないと判断して切ることにした。
今回の勝負
5番 ウインプリメーラ
7番 アユサン
12番 トーセンソレイユ
13番 クロフネサプライズ
14番 レッドオーヴァル
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ) 阪神 芝1600m 良
12.4 - 10.5 - 11.2 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.5 - 12.7 1.34.2
1着 ローブティサージュ ⑦⑩⑧
2着 クロフネサプライズ ②②②
4着 コレクターアイテム ⑪⑩⑬
6着 プリンセスジャック ⑦⑨⑪
7着 アユサン ⑯⑮⑪
8着 サンブルエミューズ ③⑥⑤
10着 メイショウマンボ ⑬⑬⑭
15着 ストークアンドレイ ⑥③⑤
17着 サウンドリアーナ ③⑥⑤
ハイペースの一戦。勝ったローブティサージュは1番枠を活かして中団の内々を追走。直線で外に出すと2着馬をゴール前で捉えた。ただ、ラストのラップタイムを見ても分かるようにバテた先行馬を交わしただけで、枠と展開に恵まれての勝利。2着クロフネサプライズは負けて強しの内容。ゴール前、勝馬に並ばれてからもうひと伸びしており、勝負根性もある。高く評価しておきたい。4着コレクターアイテムは道中勝馬の少し後ろに位置し、ゴール前は外から良く伸びてはきた。しかし、4コーナーで内を通った馬が3着までを占めたという言い訳も、自身の上がり3ハロンのタイムが勝馬と全く同じ(35.9秒)では、展開に恵まれているだけに説得力に欠ける。
フェアリーステークス(GⅢ) 中山 芝1600m 良
12.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 12.2 1.34.7
1着 クラウンロゼ ①①①①
3着 サンブルエミューズ ②②②②
8着 ウインプリメーラ ④⑧⑦⑩
スローペース。1着クラウンロゼ及び3着サンブルエミューズは展開に恵まれた。直線半ばでは2頭で後続を突き放したものの2着馬(ウキヨノカゼ)と4着馬(イリュミナンス)に追い上げられ、ゴールでは横一線となったのを見ると、使える脚は一瞬なのだろう。8着ウインプリメーラは2コーナー手前と4コーナーで手綱を引く場面があり、レースの流れに乗れずに終わってしまった。参考外の一戦ということで良いだろう。
紅梅ステークス(オープン) 京都 芝1400m 重
12.5 - 10.8 - 11.7 - 12.0 - 12.5 - 11.6 - 12.4 1.23.5
1着 レッドオーヴァル ⑬⑬⑫
2着 メイショウマンボ ⑩⑧⑧
10着 ストークアンドレイ ④⑧⑨
ハイペース。レッドオーヴァルは2着馬に3馬身差を付ける圧勝。大外から重馬場を苦にせず、一気に突き抜けた。展開が味方したのは確かだが、強い勝ち方だった。2着メイショウマンボは勝馬には完敗も重馬場は向かなかったよう。
クロッカスステークス(オープン) 東京 芝1400m 良
12.5 - 10.8 - 11.2 - 11.8 - 11.8 - 12.0 - 11.6 1.21.7
1着 シーブリーズライフ ⑥⑥⑤
逃げた馬が大逃げを打ったレースだが、7ハロン戦としてはスローペースに近い位のミドルペース。後続にとってはスローペースだった筈。逃げ・先行馬がだらしなかったと見るべきで、シーブリーズライフが強い勝ち方をした訳ではない。
エルフィンステークス(オープン) 京都 芝1600m 良
12.6 - 11.6 - 12.1 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.3 - 12.0 1.35.4
1着 トーセンソレイユ ⑧⑨⑨
2着 ウインプリメーラ ③③④
10着 ストークアンドレイ ⑧⑦⑦
スローペース。勝ったトーセンソレイユは不利な展開の中直線では行き場を失くしかけたが、強引に馬群を割って突き抜けた。良い瞬発力と勝負根性を持っている。2着ウインプリメーラは展開に恵まれたが、直線はジリジリとしか伸びず。
クイーンカップ(GⅢ) 東京 芝1600m 良
12.6 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.2 - 11.1 - 12.0 1.34.6
3着同着 ジーニマジック ①①①
9着 コレクターアイテム ⑪⑬⑫
超スローペース。ジーニマジックは単独の逃げを打ち、楽なペースに持ち込んだが、3着同着が精一杯。
チューリップ賞(GⅢ) 阪神 芝1600m 良
12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 11.8 - 10.7 - 12.2 1.34.9
1着 クロフネサプライズ ①①①
2着 ウインプリメーラ ③②②
3着 アユサン ③④③
7着 レッドオーヴァル ⑬⑫⑫
8着 プリンセスジャック ②②③
9着 ローブティサージュ ⑥⑪⑪
このレースも超スローペース。勝ったクロフネサプライズはゆっくりとハナに立ち、他馬に絡まれることなく楽な逃げを打てた。阪神ジュベナイルフィリーズの速い流れを先行して2着に踏ん張れたのだから、このペースなら当然の圧勝。2着ウインプリメーラと3着アユサンは展開に恵まれての流れ込み。逆に展開に泣いたのが、7着レッドオーヴァル。出遅れて後方からの競馬となり、直線では大外から追いすがったが、前が止まらない展開ではどうしようもなかった。2歳女王ローブティサージュも展開に泣いた口だが、後ろにいたレッドオーヴァルに交わされており、言い訳はできない。
アネモネステークス(オープン) 中山 芝1600m 良
12.5 - 11.0 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 12.3 - 11.5 - 12.0 1.34.7
1着 クラウンロゼ ⑥⑥⑤③
2着 ジーニマジック ②④③③
ミドルペース。馬群は結構バラバラとしたものになり、縦長の展開となった。ペースが緩んだ所で馬群が詰まり、直線に入っての追い比べとなった。1着クラウンロゼ、2着ジーニマジック共にあまり上下動の無い一貫したペースだった筈で、内容としては可もなく不可もなしといったところ。
フィリーズレビュー(GⅡ) 阪神 芝1400m 良
12.3 - 10.9 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 11.9 - 12.2 1.22.1
1着 メイショウマンボ ⑩⑪⑪
2着 ナンシーシャイン ②⑤④
3着 ティズトレメンダス ②①①
5着 シーブリーズライフ ⑪⑨⑨
7着 サウンドリアーナ ⑤⑧⑧
11着 サンブルエミューズ ②③④
16着 サマリーズ ①②②
スローペース。勝ったメイショウマンボは前にいた馬が下がってきた為、結果的に中団からの競馬となった。加速がつくのに時間がかかったが、前との差を徐々に詰め、坂を上がってから突き抜けた。2着ナンシーシャイン、3着ティズトレメンダスは展開に助けられた。