ハイレベルな菊花賞で強い競馬をしたゴールドシップとスカイディグニティをまずピックアップ。古馬勢からはジャパンカップで善戦したルーラーシップとダークシャドウをピックアップ。前者には常にスタートの不安が付きまとうが、強い馬であることは間違いない。他にピンとくる馬は居ないのだが、今年最後の夢はトレイルブレイザーに託すことにする。遠征帰り初戦が嫌われているようだが、この馬はまだ秋3戦目。先行脚質でもあり、前に行っての粘り込みに期待したい。
今回の勝負
3番 スカイディグニティ
8番 トレイルブレイザー
9番 ルーラーシップ
10番 ダークシャドウ
13番 ゴールドシップ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
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宝塚記念(GⅠ) 阪神 芝2200m 良
12.2 - 10.9 - 11.2 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 11.6 - 11.6 - 12.1 2.10.9
2着 ルーラーシップ ⑧⑥⑥③
6着 エイシンフラッシュ ⑧⑧⑧⑦
7着 アーネストリー ③④④①
8着 ナカヤマナイト ⑪⑬⑭⑭
9着 ビートブラック ②③③②
12着 トゥザグローリー ⑩⑩⑧⑨
逃げた馬が大逃げを打った為、ハイペースの一戦となった。後続にとってもハイペースだったと思われる。春のグランプリだが、特にこれと言って注目すべき点は無い。
菊花賞(GⅠ) 京都 芝3000m 良
13.0 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 11.6 - 11.6 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 12.4 3.02.9
1着 ゴールドシップ ⑰⑰④②
2着 スカイディグニティ ⑫⑫⑦④
1000m毎のラップタイムは60.9 - 61.2 - 60.8。上下動の少ない引き締まったラップ構成となっている。勝ったゴールドシップは向正面から動いていき、それでいて尚且つ上がり3ハロンの末脚は出走メンバー中最速なのだから、強いと言わざるを得ない。2着スカイディグニティも強い競馬をしている。相手が悪かっただけ。
天皇賞(秋)(GⅠ) 東京 芝2000m 良
12.5 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.8 - 11.8 1.57.3
1着 エイシンフラッシュ ⑪⑫⑫⑫
3着 ルーラーシップ ⑯⑭⑮⑮
4着 ダークシャドウ ⑨⑩⑪⑪
9着 ナカヤマナイト ⑫⑭⑯⑰
10着 ダイワファルコン ③③③③
11着 アーネストリー ⑤⑤⑤⑤
14着 ネヴァブション ⑰⑰⑰⑮
18着 トゥザグローリー ⑭⑩⑦⑦
ハイペース。このレースも逃げた馬が大逃げを打った。後続にとってもハイペースだった筈で、勝馬エイシンフラッシュ始め上位の馬は展開利を得られた。
アルゼンチン共和国杯(GⅡ) 東京 芝2500m 良
6.8 - 11.2 - 11.0 - 12.1 - 12.3 - 12.3 - 12.9 - 12.6 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 11.2 - 11.8 2.29.9
1着 ルルーシュ ③③②②
4着 ビートブラック ③④⑥⑥
5着 オーシャンブルー ⑪⑭⑮⑭
7着 オウケンブルースリ ⑪⑬⑫⑫
ミドルペースなのだが、このレースも逃げた馬が後続を離して逃げた為、2番手以下の馬にとっては実質スローペース。勝ったルルーシュは展開に恵まれた。
ジャパンカップ(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.8 - 11.0 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 11.5 2.23.1
3着 ルーラーシップ ⑯⑪⑬⑮
4着 ダークシャドウ ⑫⑭⑬⑫
7着 ビートブラック ①①①①
9着 エイシンフラッシュ ④⑧⑧⑦
14着 オウケンブルースリ ④⑥⑥⑦
16着 ローズキングダム ⑨⑩⑧③
スローペースの一戦。3着ルーラーシップと4着ダークシャドウは不利な展開の中良く追い込んで来た。
コディーノが強いのは分かった。しかし、2番手以降が全く分からない。ならば思い切って穴狙いをしてみようと思う。中山競馬場芝1600mコースで有利と言われる内枠に入り、混戦に強そうなゴットフリートをまずピックアップ。3番人気だが、コディーノと同じく無敗馬であり、これは仕方がない。休み明けの前走の大敗で人気が落ちているザラストロとアットウィルを次にピックアップ。叩いた上積みに期待したい。あとは、不安も大きいが嵌れば一発ありそうなテイエムイナズマを追加。最後に、超大穴を期待してディアセルヴィスを付け加えておく。確かに1200mまでしかレース経験は無いが、だからといってマイル戦で通用しないとは限らない。前走の走破タイムは決して褒められたものではないが、レース振りはなかなかのもの。最低人気ならば買っておこう。
今回の勝負
1番 ザラストロ
3番 ゴットフリート
4番 テイエムイナズマ
5番 コディーノ
11番 アットウィル
13番 ディアセルヴィス
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
函館2歳ステークス(GⅢ) 函館 芝1200m 良
12.0 - 10.7 - 11.4 - 12.1 - 11.7 - 12.5 1.10.4
3着 ティーハーフ ⑤②②
4着 ロゴタイプ ⑨⑦⑤
5着 アットウィル ⑬⑬⑩
16着 ディアセルヴィス ③②⑤
6ハロン戦にしてはそう速くはないミドルペース。5着アットウィルに注目しておきたい。出遅れて後方からの競馬。直線では前の馬がまともに壁になり、さらに外の馬と接触、そこから立て直し、斜めに外に出して猛追した。スムーズな競馬だったら、まとめて差し切っていた可能性が高い。
クローバー賞(オープン) 札幌 芝1500m 良
6.9 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 11.8 - 11.7 1.29.8
1着 アットウィル ④④④③
3着 ロゴタイプ ⑤④④⑤
スローペース。函館2歳ステークスで負けて強しの内容だったアットウィルが互角のスタートから好位で競馬して順当勝ち。3着ロゴタイプはアットウィルと並んで追走していたが、4コーナーで進路を内に取った勝馬に対して外を選んだ差が最後まで縮まらず、惜敗。
新潟2歳ステークス(GⅢ) 新潟 芝1600m 良
12.6 - 10.8 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 10.8 - 12.1 1.33.5
1着 ザラストロ ⑮⑮⑮
2着 ノウレッジ ⑧⑪⑪
このレースもスローペースだが、レコードタイムでの決着となった。ザラストロは出遅れて後方からの競馬になったが、持続性のある末脚で差し切り勝ちを収めた。2着ノウレッジはザラストロとの着差こそ頭差だが、道中の位置取りや4コーナーでのコース取りを比較すれば、内容的には完敗。
札幌2歳ステークス(GⅢ) 札幌 芝1800m 良
12.4 - 11.6 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.6 - 12.0 - 11.6 - 11.3 1.48.5
1着 コディーノ ④④④④
4着 ロゴタイプ ①①①①
このレースもスローペース。コディーノは好位から直線で逃げ馬を交わすと、後は軽く追われただけで2着馬(ラウンドワールド)に1ヶ4分の3馬身差を付けて快勝。この馬の強さだけが際立ったレース。
小倉2歳ステークス(GⅢ) 小倉 芝1200m 良
11.8 - 10.1 - 10.8 - 11.5 - 11.8 - 11.9 1.07.9
1着 マイネルエテルネル ⑥⑥⑦
2着 クラウンレガーロ ⑨⑧③
ハイペース。勝ったマイネルエテルネルは先に動いたクラウンレガーロに直線入口で一旦は交わされたが、ゴール前で差し返した。クラウンレガーロはマイネルエテルネルを交わして後続も引き離したが、相手の渋太さに屈した。
野路菊ステークス(オープン) 阪神 芝1800m 良
12.7 - 11.1 - 11.5 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 11.0 - 11.7 1.47.7
1着 ラブリーデイ ②②②
ミドルペース。ラブリーデイは直線に入っても追い出しを待つ余裕があった。2着馬(サンマルホーム)に並ばれてから末脚を発揮。ただ、このレースは6頭立ての少頭数で、しかも未勝利馬がいたレベルの低い一戦。
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ) 京都 芝1600m 良
12.4 - 11.3 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 11.7 - 10.9 - 11.7 1.34.7
1着 テイエムイナズマ ⑩①①
2着 クラウンレガーロ ①②③
3着 マイネルエテルネル ③④⑤
スローペースの一戦。勝ったテイエムイナズマは出遅れて後方からの競馬となったが、3コーナー手前でハナを奪うとそのまま押し切ってしまった。相当長く脚を使っている。2着クラウンレガーロと3着マイネルエテルネルは展開に恵まれたにも関わらず勝馬に完敗。
いちょうステークス(オープン) 東京 芝1800m 良
12.9 - 11.2 - 11.7 - 12.5 - 12.6 - 12.4 - 11.5 - 11.5 - 11.8 1.48.1
1着 フラムドグロワール ②②②②
スローペース。フラムドグロワールが展開に恵まれて勝っただけのレース。
きんもくせい特別(2歳500万円以下) 新潟 芝1600m 良
12.5 - 10.9 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 11.4 - 11.8 1.34.1
1着 ゴットフリート ⑦⑧⑧
ハナを切った馬が大逃げを打ち、一貫した流れで引っ張ったが、このレースもスローペース。勝ったゴットフリートは後方から2着馬(マイネルホウオウ)と併せ馬の形で伸びて、ハナ差これを退けた。上がり3ハロンは出走メンバー中最速の32.6秒で勝負根性もある。
くるみ賞(2歳500万円以下) 東京 芝1400m 良
12.5 - 11.7 - 11.9 - 12.6 - 11.5 - 11.4 - 11.6 1.23.2
1着 ワキノブレイブ ⑥⑦⑦
スローペース。ワキノブレイブが中団から差し切り勝ち。スローペースだったのに掲示板は中団から後方で競馬をした馬で占められており、ワキノブレイブが強いというより、前で競馬をした馬が弱かったということだろう。
京王杯2歳ステークス(GⅡ) 東京 芝1400m 良
12.7 - 11.3 - 11.6 - 11.9 - 11.3 - 11.0 - 11.4 1.21.2
1着 エーシントップ ②②②
2着 ラブリーデイ ②③②
5着 ノウレッジ ⑧⑦⑩
8着 マイネルエテルネル ①①①
9着 テイエムイナズマ ⑮⑮⑦
12着 アットウィル ⑤③④
スローペース。勝ったエーシントップと2着ラブリーデイには展開利があった。5着ノウレッジは中団から追い上げるも掲示板に上がるのがやっとだった。9着テイエムイナズマは3コーナー過ぎから前走同様前に上がっていく競馬を見せたが、さすがにこのスローペースではどうにもならなかった。12着アットウィルは意外な敗戦。休み明け初戦が影響したか。
東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ) 東京 芝1800m 良
12.8 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 12.0 - 13.1 - 12.2 - 10.9 - 11.4 1.46.0
1着 コディーノ ③④④④
12着 ザラストロ ⑧⑧⑥⑥
ハイペースだが、これは逃げた馬が後続を離して逃げた為で、2番手以下の馬にとってはミドルペースだっただろう。コディーノが強さを見せ付けて、レコード勝ち。直線では、抜け出すタイミングを計る余裕があり、追われると後続をあっさりと突き放した。それでいてまだまだ余裕のある勝ちっぷり。この馬は強い。12着ザラストロはこれまた意外な敗戦。中団追走から直線では全く伸びなかった。この馬も休み明け初戦が影響したのだろうか。
からまつ賞(2歳500万円以下) 東京 芝1400m 良
12.7 - 11.2 - 12.0 - 12.7 - 11.6 - 10.8 - 11.3 1.22.3
1着 ネオウィズダム ③②②
超スローペース。ネオウィズダムが展開利を得て勝っただけのレース。
福島2歳ステークス(オープン) 福島 芝1200m 稍重
12.3 - 10.6 - 11.1 - 12.2 - 11.9 - 12.4 1.10.5
1着 ディアセルヴィス ⑭⑫⑩
6ハロン戦にしては速くないペース。ディアセルヴィスが後方から外を回って横綱競馬で差し切り勝ち。不利な展開をものともしない強い競馬だったが、走破タイムは遅い。
ベゴニア賞(2歳500万円以下) 東京 芝1600m 良
12.5 - 10.9 - 11.6 - 12.1 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.5 1.33.6
1着 ロゴタイプ ②③④
スローペース。ロゴタイプが好位の内から直線も最内をついて抜け出し、レコード勝ち。
展開とコース取りに恵まれたのは確か。
前走で強い競馬を見せたサンブルエミューズと常に安定した競馬をしてきたコレクターアイテムをまずピックアップ。コレクターアイテムに詰め寄ったアユサンも買う。前走の結果が気になるが、レースセンスの良さと本レース3勝の鞍上込みでプリンセスジャックを追加。後は、考察では触れなかったが、新馬戦の内容が良かったメイショウマンボを最後に追加しておく。
今回の勝負
4番 メイショウマンボ
5番 プリンセスジャック
6番 コレクターアイテム
8番 サンブルエミューズ
18番 アユサン
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
函館2歳ステークス(GⅢ) 函館 芝1200m 良
12.0 - 10.7 - 11.4 - 12.1 - 11.7 - 12.5 1.10.4
1着 ストークアンドレイ ⑪⑩⑪
ハイペース。ストークアンドレイが差し切り勝ち。ラップタイムが少し緩んだ3ハロンから4ハロンの地点で馬群が詰まり、差し馬には都合の良い展開になった。ラスト1ハロンのラップタイムの落ち方を見ても、やはり展開に恵まれたと見て良さそうだ。
ダリア賞(オープン) 新潟 芝1400m 良
12.4 - 10.6 - 11.3 - 12.0 - 12.0 - 11.3 - 12.2 1.21.8
1着 エイシンラトゥナ ①①①
ミドルペース。エイシンラトゥナが逃げ切り勝ち。ハナに立つまでに時間を要したが、そこからは淡々と逃げられた。ラスト1ハロンのラップタイムの落ち様を見ると距離延長に不安が残る。
新潟2歳ステークス(GⅢ) 新潟 芝1600m 良
12.6 - 10.8 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 10.8 - 12.1 1.33.5
3着 サウンドリアーナ ⑤⑤⑤
5着 カラフルブラッサム ⑫⑧⑧
9着 トーセンレディ ⑱⑱⑰
道中のラップタイムの上下動が少ないが、このレースはスローペース。3着サウンドリアーナは牡馬相手に健闘したが、展開に恵まれたのも確か。5着カラフルブラッサムは展開が向かなかったとしても、サウンドリアーナには逆に差を拡げられており、評価はできない。9着トーセンレディは出遅れて3馬身の不利を負った時点でレースが終わってしまった。
ききょうステークス(オープン) 阪神 芝1400m 良
12.4 - 10.6 - 11.5 - 12.6 - 11.5 - 11.4 - 11.8 1.21.8
1着 プリンセスジャック ⑤⑤⑤
スローペース。プリンセスジャックはハナ争いをする4頭の後ろで手応え良く追走。直線に入って力強く伸びて快勝した。ムチを1度も使っていないようにも見えた。レースセンスの良い馬であることは間違いない。
芙蓉ステークス(オープン) 中山 芝1600m 良
12.8 - 11.3 - 11.8 - 11.7 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 11.2 1.34.5
1着 サンブルエミューズ ⑪⑪⑨⑦
スローペース。サンブルエミューズは出遅れて、ポツンと最後方を追走。向正面で上がって行き、4コーナーでは中団にまで押し上げた。ラスト3ハロンは出走メンバー中最速の33.9秒の末脚を繰り出し、2着馬(フラムドグロワール)に1ヶ2分の1馬身差を付けて快勝。文句無しに強い。
サフラン賞(2歳500万円以下) 東京 芝1400m 良
12.1 - 11.2 - 11.6 - 11.8 - 11.5 - 11.2 - 11.8 1.21.2
1着 タガノミューチャン ②③③
レコード決着の一戦だが、このレースはスローペース。タガノミューチャンは展開に恵まれての勝利。
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ) 京都 芝1600m 良
12.4 - 11.3 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 11.7 - 10.9 - 11.7 1.34.7
4着 コレクターアイテム ⑫⑫⑫
7着 サウンドリアーナ ⑧⑩⑩
超スローペースの一戦。4着コレクターアイテムと7着サウンドリアーナの両馬には展開が向かなかった。しかし、コレクターアイテムは最後方待機から、ラスト3ハロン出走メンバー中最速33.2秒の末脚で伸びてきた。負けて強しの内容。サウンドリアーナは対コレクターアイテムという点では完敗。
りんどう賞(2歳500万円以下) 京都 芝1400m 良
12.2 - 11.1 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 11.6 1.21.9
1着 クロフネサプライズ ①①①
クロフネサプライズがスローペースにしてまんまと逃げ切っただけのレース。
アルテミスステークス(重賞) 東京 芝1600m 良
12.5 - 10.5 - 11.5 - 12.1 - 12.3 - 11.6 - 11.6 - 11.7 1.33.8
1着 コレクターアイテム ⑭⑩⑪
2着 アユサン ⑯⑯⑯
4着 エイシンラトゥナ ②③③
6着 トーセンレディ ⑨⑧⑥
ミドルペース。牡馬混合GⅡで好走したコレクターアイテムが順当勝ち。2着馬アユサンに詰め寄られたが、そこからもうひと伸びして勝負根性を見せた。アユサンは出遅れて後方追走。ラスト3ハロンの末脚は出走メンバー中最速。相手が強かった。
ファンタジーステークス(GⅢ) 京都 芝1400m 良
12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.2 - 11.8 - 11.5 - 11.6 1.20.8
1着 サウンドリアーナ ②②②
2着 ローブティサージュ ⑨⑧⑧
4着 プリンセスジャック ⑫⑨⑩
5着 タガノミューチャン ③⑥⑤
9着 ディアマイベイビー ⑤③④
10着 ストークアンドレイ ⑤⑪⑪
スローペース。サウンドリアーナは展開に恵まれて快勝。2着ローブティサージュと4着プリンセスジャックは不利な展開の中、良く追い上げて来たが、勝馬に3馬身以上離されては展開云々ではなく実力差だろう。
黄菊賞(2歳500万円以下) 京都 芝1800m 稍重
13.0 - 11.6 - 11.7 - 12.4 - 12.7 - 12.6 - 12.5 - 11.7 - 11.6 1.49.8
3着 カラフルブラッサム ③④④
ミドルペース。3着カラフルブラッサムは好位から流れ込んだだけ。
白菊賞(2歳500万円以下) 京都 芝1600m 良
12.8 - 10.9 - 11.4 - 11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 12.0 1.35.0
1着 ディアマイベイビー ①①①
ハイペースに近いミドルペース。ディアマイベイビーが道中は楽な一人旅でそのまま押し切った。走破タイムも遅く、評価はできない。
混戦かと思っていたが、考察からは意外とスンナリ結論が出た。強い競馬をした5頭をピックアップ。イジゲンはスタートの不安が付きまとい、コーナー4回の小回りコースでは前走の様なパフォーマンスはできないと思う。トゥザグローリーは血統や調教を見る限り一発があっても驚けないが、さすがに初ダートの一戦でこのメンバー相手では苦戦すると見る。
今回の勝負
4番 エスポワールシチー
9番 ホッコータルマエ
10番 ローマンレジェンド
12番 ワンダーアキュート
14番 ニホンピロアワーズ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
レパードステークス(GⅢ) 新潟 ダート1800m 良
12.6 - 10.9 - 12.1 - 13.2 - 12.6 - 12.6 - 13.0 - 12.1 - 12.7 1.51.8
1着 ホッコータルマエ ④⑤③②
3着 イジゲン ⑬⑬⑪⑪
ハイペース。しかし、前半と後半に13秒台のラップタイムが現れており、また走破時計からもレースレベルは微妙。勝ったホッコータルマエは出ムチをくれて好位の外にポジションを取ると、直線では早目に抜け出した。最後は2着馬(ナムラビクター)に詰め寄られたが、展開を考えると強い競馬。イジゲンはスタート直後に躓いて後方からの競馬。展開利もあって最後は3着にまで押し上げたが、そこまでが精一杯。
エルムステークス(GⅢ) 札幌 ダート1700m 良
6.6 - 11.0 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 12.3 - 11.6 - 12.4 1.42.2
1着 ローマンレジェンド ⑥⑥④②
2着 エスポワールシチー ③③②②
4角付近での加速を除いては上下動の少ないミドルペース。走破時計も速く、なかなかレベルの高い一戦となった。勝ったローマンレジェンドは4角手前で2着馬に勝負を挑み、渋太く粘られたものの、クビ差だけ何とか捻じ伏せた。一方のエスポワールシチーは早目に勝馬に被せられたが、簡単には前に出させなかった。最後は首の上げ下げで2着となったが、59kgを背負い、勝馬とは3kg差あったことを考えれば、勝ちにも等しい2着。
シリウスステークス(GⅢ) 阪神 ダート2000m 良
12.5 - 11.3 - 11.9 - 13.9 - 12.2 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.7 2.03.3
1着 ナイスミーチュー ⑥⑦⑧⑥
3着 グレープブランデー ⑧⑨⑧⑧
ミドルペース。前半はラップタイムの上下動が激しくなったが、後半はほぼ一貫したペース。ナイスミーチューは中団からの競馬で、早目に抜け出した2着馬(ヤマニンキングリー)をゴール前交わしての勝利。ハンデに恵まれた(54kg)のは確かだろう。3着グレープブランデーは58kgを背負っていたとはいえ、2着馬とは3馬身以上離されており、完敗。
みやこステークス(GⅢ) 京都 ダート1800m 良
12.2 - 11.0 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 12.5 1.49.6
1着 ローマンレジェンド ⑥⑦⑥⑤
2着 ニホンピロアワーズ ④④③②
3着 ホッコータルマエ ③④③②
6着 グレープブランデー ⑥⑥⑥⑤
8着 ナイスミーチュー ⑩⑩⑬⑮
10着 ハタノヴァンクール ⑬⑩⑨⑨
ハイペース。それでいて、ラスト3ハロンは一定のペースを維持しており、レベルの高い一戦。ローマンレジェンドは直線で前が壁になり、追い出しを待たされるロスがあったが、ゴール前で2着馬をキッチリ捉えた。2着ニホンピロアワーズと3着ホッコータルマエは展開を考えれば良く頑張っている。グレープブランデーは道中の位置取りのまま流れ込んだだけ。ナイスミーチューとハタノヴァンクールは展開に恵まれた筈だが、勝負に参加できずに終わった。
JBCレディスクラシック(オープン) 川崎 ダート1600m 良
12.4 - 11.4 - 12.6 - 13.7 - 11.7 - 12.5 - 13.6 - 12.8 1.40.7
1着 ミラクルレジェンド ⑧⑧⑥④
スローペース。ミラクルレジェンドは中団からの競馬で終始外を回ったが、危な気無く快勝。しかし、出走メンバーがメンバーだけに、評価はできない。
JBCクラシック(GⅠ) 川崎 ダート2100m 良
6.6 - 11.0 - 12.0 - 13.2 - 11.7 - 12.6 - 14.0 - 12.5 - 12.8 - 13.5 - 12.6 2.12.5
1着 ワンダーアキュート ③③⑤③
2着 シビルウォー ⑩⑨①②
3着 トランセンド ②②①①
4着 ソリタリーキング ⑤⑤①③
超絶なハイペース。勝ったワンダーアキュートは好位からの競馬。展開に恵まれた訳ではないが、2着馬シビルウォーに5馬身差を付ける圧勝。シビルウォーは前半後方追走から向正面で強引にマクッて勝ちに行ったが、勝馬には完敗。3着トランセンドは展開を考えれば、良く頑張ったと言えるかもしれないが、勝馬と1.6秒も離されたのでは話にならない。
武蔵野ステークス(GⅢ) 東京 ダート1600m 良
12.1 - 11.0 - 11.9 - 12.7 - 12.9 - 12.4 - 11.5 - 11.9 1.36.4
1着 イジゲン ⑯⑪⑧
3着 ダノンカモン ⑨⑧⑪
6着 ナムラタイタン ⑪⑬⑭
ミドルペースだが、中弛みのラップ構成。出遅れていきなり3馬身の不利を負った勝馬イジゲンにはこの展開が大きく味方した。インパクトの強い勝ち方だったが、過信は禁物。ダノンカモンとナムラタイタンの2頭は3馬身のハンデを活かすこともできずに完敗。