前哨戦で強い競馬を見せたグランプリボスをまずピックアップ。なかなか勝ち切れないが、好走を続けているリアルインパクトを2番目に選択。外国人騎手に乗り替わるのも心強い。同じく外国人騎手に乗り変わって前進が見込めるマルセリーナも買っておきたい。食指が動くのは以上の3頭だが、春のマイル王者で、休養明け初戦よりも2戦目の方が抜群に成績が良いストロングリターンと中距離よりもマイル戦の方が向くと思われるアイムユアーズの2頭を追加する。
今回の勝負
7番 グランプリボス
10番 リアルインパクト
13番 ストロングリターン
15番 アイムユアーズ
16番 マルセリーナ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
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安田記念(GⅠ) 東京 芝1600m 良
12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 11.4 - 11.3 - 11.8 - 11.9 1.31.3
1着 ストロングリターン ⑫⑬⑫
2着 グランプリボス ⑨⑪⑩
3着 コスモセンサー ②④④
5着 ガルボ ⑥⑧⑦
6着 リアルインパクト ③②②
7着 フィフスペトル ⑯⑮⑯
9着 サダムパテック ⑧⑦⑦
10着 ドナウブルー ③④⑤
12着 シルポート ①①①
15着 エイシンアポロン ③③③
17着 マルセリーナ ⑫⑪⑫
ハイペースで流れて、走破時計はレコードタイムとなった一戦。10秒台のラップタイムが前半に2度出現していながら、最後まで11秒台でまとめられているのを見れば、このレースのレベルの高さが窺える。春のマイル王決定戦に相応しいレースだった。
注目しておきたいのは、3着コスモセンサーと6着リアルインパクトの2頭。前者は好スタートを切ったが、同厩のシルポートにハナを譲って、無理せず好位に控えた。後者はスタートで半馬身程後手を踏んだが、押して2番手に。直線ではシルポートを潰すのが役目とばかりに馬体を合わせ、同馬を競り落とした。両馬共に、この展開の中、前で粘った踏ん張りを評価したい。
クイーンステークス(GⅢ) 札幌 芝1800m 良
12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 1.47.2
1着 アイムユアーズ ⑤⑤⑤④
秋華賞の考察でも触れたが、アイムユアーズが実力通りにスローペースを味方に付けて順当勝ちしただけのレース。
関屋記念(GⅢ) 新潟 芝1600m 良
12.2 - 10.9 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 10.4 - 11.3 1.31.5
1着 ドナウブルー ②②②
超スローペースだが、このレースもレコード決着。2番手にいたドナウブルーの末脚によるところが大きい。ただ、ドナウブルーの上がり3ハロンのタイムは出走メンバー中3番目で、同馬は展開に恵まれての勝利と判断して良い。
京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ) 中山 芝1600m 良
12.2 - 10.9 - 10.9 - 11.1 - 11.1 - 11.2 - 11.5 - 11.8 1.30.7
1着 レオアクティブ ⑫⑫⑫⑩
4着 コスモセンサー ③③②②
このレースもマイル戦としてはスローペースなのだが、またもやレコード決着。道中は中団後方に位置し、直線で末脚を炸裂させたレオアクティブの強さが際立つが、開幕2日目の馬場の内々をずっと走れた利があったのは確か。4着コスモセンサーはこの展開なら勝ち負けになっていないとおかしいのだが、直線では一旦先頭に出ており、休養明け初戦としてはまずまず。
毎日王冠(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.7 - 10.8 - 11.0 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.7 - 12.2 1.45.0
4着 リアルインパクト ④④④④
5着 ダノンシャーク ⑧⑧⑥⑥
6着 グランプリボス ②②②②
7着 ストロングリターン ⑧⑧⑦⑦
12着 エイシンアポロン ⑫⑪⑪⑨
14着 シルポート ①①①①
天皇賞(秋)の考察でも触れたが、ハイペースでレベルの高い一戦。注目しておくべきは4着リアルインパクトと6着グランプリボス。前者は安田記念と同じように先行しての渋太さを見せた。休養明け初戦としては上々の内容。後者も休養明け初戦だったが、悪くない内容。
府中牝馬ステークス(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.6 - 11.2 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.5 1.45.5
3着 ドナウブルー ④④⑤⑤
5着 マルセリーナ ⑧⑩⑩⑫
エリザベス女王杯の考察で触れた通りスローペースの一戦。3着ドナウブルーは展開に恵まれても勝ち切れなかった。5着マルセリーナは騎手が思っていたポジションを取れず、展開も向かなかったが、最後はジリジリと伸びて来た。この馬も休養明け初戦としてはまずまずの競馬をした。因みに同馬とタイム差無しの4着だったのは、エリザベス女王杯を勝ったレインボーダリア。
富士ステークス(GⅢ) 東京 芝1600m 良
12.3 - 10.8 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 11.3 - 11.6 - 11.9 1.32.4
2着 ファイナルフォーム ⑨⑨⑦
6着 ガルボ ④⑤④
8着 コスモセンサー ①①①
14着 フラガラッハ ⑱⑰⑰
ミドルペース。8着コスモセンサーは単騎逃げで楽に運べていたように見えたが、直線であっさり捕まってしまった。体調が落ちて来ているのかもしれない。
スワンステークス(GⅡ) 京都 芝1400m 良
12.4 - 11.2 - 11.6 - 11.5 - 11.0 - 11.2 - 11.6 1.20.5
1着 グランプリボス ⑩⑩⑩
4着 ダノンシャーク ⑩⑦⑦
8着 サンカルロ ⑫⑫⑬
9着 レオアクティブ ⑮⑮⑯
14着 エイシンアポロン ③③③
スローペースの一戦。不利な展開をものともせず快勝したグランプリボスの強さだけが際立った。レオアクティブは最後脚は見せたが、展開が向かなかった。不利な展開を正攻法の競馬で勝つ程の実力は無い。
積極的に買いたいのは、牡馬混合GⅡで勝ち負けを演じたフミノイマージンと府中牝馬ステークスで不利な展開を撥ね退けて勝ったマイネイサベルの2頭。次いで、同4着馬のレインボーダリア。断然一番人気のヴィルシーナは取捨に迷っていたが、このメンバーで重馬場なら前に行ける馬が断然有利とみて、買うことにした。同じ理由で最後にスマートシルエットを追加する。
今回の勝負
1番 マイネイサベル
3番 スマートシルエット
7番 フミノイマージン
12番 ヴィルシーナ
15番 レインボーダリア
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
札幌記念(GⅡ) 札幌 芝2000m 良
12.8 - 10.6 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.4 - 11.8 1.58.7
1着 フミノイマージン ⑬⑪⑫⑦
6着 レジェンドブルー ①⑤⑧⑧
ミドルペース。勝ったフミノイマージンは馬群の最後方から。3角過ぎから外をマクッて先団に取り付き、直線では粘る2着馬をきっちり交わした。牡馬混合GⅡで横綱競馬。素直に強いと認めるしかない。
大原ステークス(オープン) 京都 芝2000m 良
12.5 - 11.0 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 12.4 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 12.0 1.58.6
2着 マイネジャンヌ ④④③③
多少ラップタイムの上下はあるが、前後半共に59.3秒で、このレースもミドルペース。
2着マイネジャンヌは好位の内でソツのない競馬。ゴール前では粘る3着馬を競り落としたが、ほぼ同時に勝馬に交わされ、抵抗する間も無かった。
京都大賞典(GⅡ) 京都 芝2400m 良
12.6 - 11.0 - 11.2 - 12.5 - 12.2 - 11.7 - 12.3 - 12.5 - 12.1 - 11.4 - 11.6 - 12.3 2.23.4
4着 フミノイマージン ⑪⑩⑧⑥
ハイペース。フミノイマージンは前走と同じく後方からマクッていく戦法。直線では内に6着馬(ローズキングダム)、外に勝馬(メイショウカンパク)に挟まれての3頭の追い比べになった。結果4着だが、牡馬混合GⅡで善戦。ゴール前で遅れをとったのは恐らく距離が少し長かったのだろう。
魚野川特別(3歳以上1000万円以下) 新潟 芝2000m 良
12.4 - 10.4 - 10.7 - 11.7 - 12.8 - 12.9 - 12.5 - 11.5 - 11.0 - 12.2 1.58.1
1着 マイネオーチャード ⑨⑨⑨
超ハイペース。マイネオーチャードは展開にも恵まれ、長い直線を利して2着馬に競り勝った。
府中牝馬ステークス(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.6 - 11.2 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.5 1.45.5
1着 マイネイサベル ⑧⑥⑨⑦
2着 スマートシルエット ②②②②
4着 レインボーダリア ⑬⑮⑬⑫
8着 オールザットジャズ ⑪⑪⑫⑩
11着 ホエールキャプチャ ④⑤③③
12着 クリスマスキャロル ⑮⑭⑬⑭
14着 メルヴェイユドール ⑰⑯⑯⑰
17着 エリンコート ⑧⑥⑤⑤
極端にペースが緩んだ箇所は無いが、このレースはスローペース。馬群が密集することもなかったので、このレースでは前で競馬をした馬に有利で、後ろからの馬にとってはかなり不利な展開となった。となれば、注目しておきたいのは、勝ったマイネイサベルと4着のレインボーダリア。11着ホエールキャプチャはGⅠ馬だが、さすがに負け過ぎ。展開に恵まれてのものだけに言い訳はできない。
堀川特別(3歳以上1000万円以下) 京都 芝1800m 良
12.7 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 12.1 - 11.3 - 11.2 - 11.4 1.47.4
1着 ラシンティランテ ⑤⑦⑦
超スローペースで切れ味勝負となった。勝ったラシンティランテは中団で脚を溜め、切れ味を発揮。
アイルランドトロフィー(オープン) 東京 芝2000m 良
13.1 - 11.4 - 11.6 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 11.9 - 11.3 - 11.5 - 11.9 1.58.7
1着 アカンサス ⑨⑨⑨⑨
このレースもラップタイムにあまり上下動が無いが、スローペース。道中は珍しい形の馬群となった。先行集団と後方集団が完全に分かれ、その間で、勝ったアカンサスがポツンと1頭。気楽に追走できたからか、直線では末脚を存分に発揮して、2着馬(リルダヴァル)をアタマ差交わした。
秋華賞(GⅠ) 京都 芝2000m 良
12.3 - 11.0 - 13.2 - 13.4 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.3 - 11.5 - 12.4 2.00.4
2着 ヴィルシーナ ①②②②
超絶なスローペース。向正面で5着馬(チェリーメドゥーサ)が最後方から一気に先頭に躍り出て、一気にペースアップした。それまでハナを切っていた2着ヴィルシーナは追い掛けなかった為、脚を溜めることができた筈。それでも勝てないのは実力だろうか? 相手(ジェンティルドンナ)が強かったからか?