レベルが高いと言われている3歳馬がレベルの高かった毎日王冠を1・2着。従って、カレンブラックヒルとジャスタウェイは素直に買いたい。古馬勢からはルーラーシップ、ダークシャドウ、ナカヤマナイトに加え、夏の上がり馬トランスワープを選択。
考察で触れられていない馬たちについても一言。サダムパテックは短距離志向で2000mは長い。逆にジャガーメイルは長距離志向で2000mは短い。トーセンジョーダンは裂蹄の影響で完調ではないよう。
今回の勝負
1番 ナカヤマナイト
6番 ルーラーシップ
11番 ジャスタウェイ
13番 ダークシャドウ
14番 トランスワープ
16番 カレンブラックヒル
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
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NHKマイルカップ(GⅠ) 東京 芝1600m 良
12.1 - 11.0 - 12.0 - 12.2 - 12.6 - 11.6 - 11.3 - 11.7 1.34.5
1着 カレンブラックヒル ①①①
6着 ジャスタウェイ ⑮⑮⑯
スローペース。1番人気だったカレンブラックヒルは好発からハナを奪い、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。道中後続にペースを急かされる訳でもなく、自分のペースで競馬ができたのが最大の勝因。6着ジャスタウェイは出遅れて後方からの競馬。直線ではじりじりと伸びたが、6着が精一杯だった。上がり3ハロンが総て11秒台にまとまる中、最速の34.2秒の末脚を繰り出したが、展開が味方しなかった。カレンブラックヒルとは0.8秒差を付けられたが、同馬が終始最内を通って展開にも恵まれたのに対し、ジャスタウェイは出遅れ、4角大外、不利な展開が重なってしまった。両馬の間に着差程の実力差は無い。
東京優駿(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4 2.23.8
2着 フェノーメノ ⑦⑦⑥⑦
11着 ジャスタウェイ ⑰⑯⑮⑮
ハイペース。道中極端にペースが落ちる所もなく、なかなかレベルの高い一戦。1着馬(ディープブリランテ)と3着馬(トーセンホマレボシ)は前で競馬をしたが、これは前有利な流れではなく、この2頭が強かったということだろう。2着フェノーメノは中団からの競馬で展開に恵まれた。直線では少しヨレて立て直したロスがあり、その分ハナ差届かなかった。11着ジャスタウェイはまたスタートで後手を踏み、後方からジリジリと伸びただけに終わった。
宝塚記念(GⅠ) 阪神 芝2200m 良
12.2 - 10.9 - 11.2 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 11.6 - 11.6 - 12.1 2.10.9
2着 ルーラーシップ ⑧⑥⑥③
6着 エイシンフラッシュ ⑧⑧⑧⑦
7着 アーネストリー ③④④①
8着 ナカヤマナイト ⑪⑬⑭⑭
10着 フェデラリスト ⑬⑬⑬⑭
12着 トゥザグローリー ⑩⑩⑧⑨
逃げた馬(ネコパンチ)が後続を離して逃げて、ハイペースを演出。離された後続にとってもハイペースとなった。勝ったのは、後に凱旋門賞2着馬となるオルフェーヴルだった。2着ルーラーシップは中団から早目に仕掛けたが、内を通った勝馬に出し抜けを食らってしまった。2馬身差を付けられたが、強い競馬をしている。7着アーネストリーは着順から受けるイメージよりも頑張ったと言えるかもしれないが、ルーラーシップと2秒差では話にならない。
函館記念(GⅢ) 函館 芝2000m 良
12.5 - 10.8 - 11.6 - 12.0 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 11.8 - 12.4 2.00.4
1着 トランスワープ ⑧⑩⑦⑧
6着 マイネルスターリー ⑭⑭⑤③
10着 ネヴァブション ⑯⑯⑮⑫
ハイペース。1着トランスワープは展開に恵まれた。6着マイネルスターリーは出遅れて後方からの競馬。ペースが遅くなった所でマクッて先行勢に取り付くも、直線でガス欠。結果論だが、直線までじっとしていればもう少し着順が上がっていたかもしれない。
札幌記念(GⅡ) 札幌 芝2000m 良
12.8 - 10.6 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.4 - 11.8 1.58.7
2着 ダークシャドウ ②②②①
8着 マイネルスターリー ⑩⑨②②
12着 ネヴァブション ⑬⑭⑫⑬
ミドルペース。2着ダークシャドウは途中からマイネルスターリーに絡まれる苦しい展開。直線に入って同馬を振り切った矢先に勝馬(フミノイマージン)に出し抜けを食らった。渋太く食い下がったが、逆転には至らず。惜しい2着。
新潟記念(GⅢ) 新潟 芝2000m 良
12.8 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 12.5 - 12.4 - 11.7 - 10.9 - 10.3 - 11.9 1.57.6
1着 トランスワープ ⑨⑨⑨
超スローペース。ラスト4ハロンからの末脚の持続力勝負となった。中団に位置したトランスワープにとっては楽な展開ではなかったが、新潟の長い直線での追い比べを制した。上がり3ハロンは32.3秒で、もちろん出走メンバー中最速。
セントライト記念(GⅡ) 中山 芝2200m 良
12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.8 2.10.8
1着 フェノーメノ ⑤④③①
このレースも超スローペース。レース後半のペースアップに、どこまで耐えられるかという持続力勝負となった。フェノーメノは先行、早目先頭からそのまま押し切った。前半楽をしていた分、後ろからの追い上げを押さえ込めた感。
オールカマー(GⅡ) 中山 芝2200m 重
12.6 - 11.3 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.7 - 12.3 2.15.5
1着 ナカヤマナイト ⑨⑦④②
2着 ダイワファルコン ①④②①
12着 マイネルスターリー ⑨⑨⑫⑥
13着 ネヴァブション ⑮⑨⑤⑥
ミドルペース。1着ナカヤマナイトは中団から徐々に前に並びかけて行き、上がり3ハロン最速の脚を繰り出して快勝。2着ダイワファルコンはナカヤマナイトの前で同じような競馬をしたが、相手の方が一枚上手だった。
毎日王冠(GⅡ) 東京 芝1800m 良
12.7 - 10.8 - 11.0 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.7 - 12.2 1.45.0
1着 カレンブラックヒル ②②③③
2着 ジャスタウェイ ⑩⑩⑧⑨
9着 エイシンフラッシュ ⑩⑪⑧⑦
14着 シルポート ①①①①
16着 フェデラリスト ⑭⑭⑮⑮
ハイペース。シルポートが飛ばして、前はバラけた展開。最初と最後の1ハロンのみ12秒台で、道中は総て10秒台~11秒台という息の入らない流れとなった。レースレベルは高い。
1着カレンブラックヒルは先行しての押し切り勝ち。文句無しに強い勝ち方だったが、ラスト1ハロンのラップタイムを見ると距離は1800mがギリギリかもしれない。2着ジャスタウェイは今回はスタートで後手を踏むことなく中団に付けることができた。末脚は確かなだけに道中の位置取り次第で着順は変わる。今回も上がり3ハロンは出走メンバー中最速を記録。
個人的にはダービー馬のディープブリランテが出走回避したのが残念でならない。3歳牡馬の中では一番強いと見込んでおり、しかも下馬評ではゴールドシップの方が評価は高かったので、内心ほくそ笑んでいたのだが……。
さて、そのゴールドシップは抜けた1番人気。まあ、このメンバーなら買わないと仕方ないでしょう。皐月賞・ダービーを好走したコスモオオゾラを追加。休み明け初戦が不安視されたのか、9番人気(14時現在)は舐められ過ぎ。同じく、ダービー好走と言って差し支えないトリップも加える。こちらは何と16番人気(同)だ。この2頭には、先行しての粘り込みを期待したい。4番目に、セントライト記念好走のスカイディグニティをピックアップ。最後に、条件戦を勝ち上がってきた上がり馬フェデラルホールを加える。
今回の勝負
1番 ゴールドシップ
2番 フェデラルホール
12番 コスモオオゾラ
16番 スカイディグニティ
18番 トリップ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
皐月賞(GⅠ) 中山 芝2000m 稍重
12.4 - 11.1 - 12.3 - 11.9 - 11.4 - 11.6 - 12.2 - 12.7 - 13.6 - 12.1 2.01.3
1着 ゴールドシップ ⑰⑱⑰⑥
4着 コスモオオゾラ ④⑥⑤⑤
7着 ベールドインパクト ⑥⑩⑧⑨
11着 アーデント ⑫⑪⑩⑫
12着 トリップ ⑥⑥⑤⑥
13着 フジマサエンペラー ⑪⑬⑬⑮
前2頭が大逃げをうち、超ハイペースとなった。離された3番手以下もハイペースとなった。勝馬ゴールドシップは展開に恵まれた。さらに、3角過ぎからは荒れた馬場を嫌って外を回る馬群を横目に唯一頭内に進路を取り、直線入り口では逃げた2頭の次の3番手にまで押し上げていた。当然、他馬とは走った距離が違い、この結果を鵜呑みにする事はできない。荒れた馬場をものともしなかった脚力は褒められるべきだが、騎手の好判断がこのレースを制した最大の要因。逆に、取り上げないといけないのは4着コスモオオゾラ。先行して最後まで渋太く踏ん張っていた。
東京優駿(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4 2.23.8
5着 ゴールドシップ ⑨⑬⑪⑩
6着 コスモオオゾラ ⑦⑧⑧⑦
7着 トリップ ④⑥⑥⑤
8着 エタンダール ⑨⑩⑪⑫
9着 ベールドインパクト ⑨⑫⑬⑭
ハイペースなのだが、勝馬は好位から競馬をしたディープブリランテで、3着にも馬群を引き離して逃げる馬を執拗に追いかけ、直線でも早目先頭に立ったトーセンホマレボシが入った。2着フェノーメノは中団からの差し。残り600mからは徐々にラップタイムが落ちる展開だったにも関わらず後方から追い込んで来たのは4着ワールドエースが最先着だった。5着ゴールドシップは皐月賞制覇が実力ではなかったことを露呈してしまった。先行勢が踏ん張った結果からは決して威張れることはないが、6着コスモオオゾラと7着トリップもこの馬たちの中では相対的に頑張った方だろう。
ライラック賞(3歳以上1000万円以下) 札幌 芝1800m 良
12.7 - 11.8 - 12.4 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 11.3 - 11.5 1.47.6
1着 ビービージャパン ①①①①
スローペース。ビービージャパンは単騎逃げに持ち込んで主導権を握った。勝負処で競りかけられたが、直線では逆に後続を突き放した。ラップタイムを見れば、長く脚を使っているのが分かる。ただ、展開に恵まれたのは事実。
セントライト記念(GⅡ) 中山 芝2200m 良
12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.8 2.10.8
2着 スカイディグニティ ⑤⑦⑩⑦
3着 ダノンジェラート ⑪⑨⑥⑤
4着 エタンダール ⑪⑬⑩⑦
5着 ラニカイツヨシ ⑮⑮⑮⑫
8着 アーデント ⑧③③⑤
9着 ニューダイナスティ ①①①②
10着 フジマサエンペラー ⑩⑬⑮⑭
スローペースだが、残り1000mからの持続力勝負となった。勝ったのは好位から早目先頭にたったフェノーメノ。それに猛然と追い込んで詰め寄ったのが、2着スカイディグニティ。この馬の末脚の持続力は高く評価したい。
九十九里特別(3歳以上1000万円以下) 中山 芝2500m 良
7.2 - 11.3 - 12.2 - 12.1 - 12.4 - 13.8 - 12.6 - 12.9 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.2 - 11.9 2.32.9
1着 フェデラルホール ⑥⑤⑤②
超スローペース。フェデラルホールは中団から勝負処で仕掛けて行き、直線早々と先頭に立つと後続の追い上げを封じ込めた。この馬も長く脚を使っている。
神戸新聞杯(GⅡ) 阪神 芝2400m 良
12.6 - 10.7 - 12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 12.5 2.25.2
1着 ゴールドシップ ⑪⑪⑧⑥
2着 ロードアクレイム ⑪⑪⑪⑩
3着 マウントシャスタ ⑨⑨⑧⑨
4着 ユウキソルジャー ⑤⑤④③
8着 ミルドリーム ⑥⑥⑥⑥
10着 ベールドインパクト ⑦⑦⑥⑤
スローペース。さらに縦長の馬群となり、前に行った馬にとってはかなり有利な展開。しかし、1着から3着までを中団から後方に位置した馬たちで独占した。レースレベルが窺い知れる。勝ったゴールドシップはさすがに格の違いを見せつけ、不利な展開をものともせず快勝。最後は流す余裕すらあった。2着ロードアクレイムとの差は2ヶ2分の1馬身。ゴールドシップと他馬との勝負付けは完全に終わった。
兵庫特別(3歳以上1000万円以下) 阪神 芝2400m 良
12.9 - 11.6 - 13.2 - 12.8 - 13.0 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.4 - 12.6 2.26.8
1着 タガノビッグバン ②②②②
このレースも超スローペース。しかも馬群はバラけ、縦長の展開。前で競馬をした馬にかなりのアドバンテージがあった。しかし、6ハロン目から流れは速くなり、持続力が試される我慢比べの一戦となった。2番手を追走したタガノビッグバンは、直線では内にモタれつつも2着馬に3馬身差を付けて快勝した。ただ、展開に恵まれており、また、ラスト1ハロンのラップタイムを見れば、後続の脚が上がっただけと分かる為、この成績を高く評価することはできない。
ジェンティルドンナの3冠濃厚。相手探しの一戦。下馬評ではヴィルシーナがその筆頭ということになっているが、オークスやローズステークスを見る限り、ジェンティルドンナの次に強いとは思えない。ただ、複勝圏内を確保する可能性は高い。2頭の間に入るとすれば、クイーンステークス勝馬のアイムユアーズと同3着のミッドサマーフェアか。あとは、小島茂之厩舎のラスヴェンチュラス。小島茂之調教師は2008年の秋華賞をブラックエンブレムで制している。その時はローズステークス前から栗東に入厩し、同レース大敗後も栗東で調整、見事本番で結果を出した。栗東入厩2戦目で結果を出すのは、小島茂之調教師の得意パターン。前走ローズステークス後の調教は総て調教師自らが乗っている点をみても厩舎の期待の高さが伺い知れる。ハナズゴールは前走の出走取消がやはり不安。トーセンベニザクラは良くても掲示板止まりとみる。
今回の勝負
1番 ヴィルシーナ
5番 ラスヴェンチュラス
14番 ジェンティルドンナ
15番 ミッドサマーフェア
17番 アイムユアーズ
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
桜花賞(GⅠ) 阪神 芝1600m 良
12.7 - 10.9 - 11.3 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.0 - 12.2 1.34.6
1着 ジェンティルドンナ ⑨⑩⑩
2着 ヴィルシーナ ③④④
3着 アイムユアーズ ⑤⑦⑥
5着 メイショウスザンナ ⑪⑩⑩
8着 トーセンベニザクラ ⑬⑬⑫
10着 サンシャイン ⑤④④
12着 オメガハートランド ⑮⑮⑰
スローペース。持続力の求められない瞬発力比べとなった。勝ったジェンティルドンナは上がり3ハロンを出走メンバー最速の34.3秒の末脚で差し切った。2・3着馬のヴィルシーナ・アイムユアーズが好位で流れに乗れていたことを考慮すると、ジェンティルドンナと両馬の間には着差以上の実力差があると言えそうだ。
優駿牝馬(GⅠ) 東京 芝2400m 良
12.6 - 10.9 - 11.6 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 11.8 2.23.6
1着 ジェンティルドンナ ⑬⑭⑭⑮
2着 ヴィルシーナ ③⑧⑧⑨
3着 アイスフォーリス ⑥⑥⑥⑦
4着 アイムユアーズ ②④④④
6着 ダイワズーム ⑧⑪⑫⑪
7着 ハナズゴール ⑭⑮⑭⑯
8着 サンシャイン ⑨⑥⑥⑥
9着 メイショウスザンナ ⑦⑪⑫⑪
10着 トーセンベニザクラ ⑨④④④
12着 オメガハートランド ③③③②
13着 ミッドサマーフェア ⑨⑩⑩⑪
14着 キャトルフィーユ ⑭⑧⑧⑦
15着 チェリーメドゥーサ ⑭⑮⑰⑯
オークスにしては珍しくハイペースとなった。勝馬ジェンティルドンナは2着馬ヴィルシーナに5馬身差を付ける圧勝。展開に恵まれたのは確かだが、自身も桜花賞に続いて上がり3ハロン出走メンバー最速の末脚(34.2秒)を繰り出しており、同世代牝馬の中では一枚上の実力があるのを示した。4着アイムユアーズは好位から最後の直線では抜け出すかの勢いを見せた。ジェンティルドンナ・ヴィルシーナに交わされた後もアイスフォーリスと激しい3着争いを繰り広げ、結果ハナ差交わされての4着となったが、展開を考慮すると良く頑張っている。
クイーンステークス(GⅢ) 札幌 芝1800m 良
12.3 - 11.4 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.8 1.47.2
1着 アイムユアーズ ⑤⑤⑤④
3着 ミッドサマーフェア ⑧⑧⑦⑨
スローペースだが、ラスト4ハロンからの末脚の持続力が試される展開となった。オークスで強い競馬を見せたアイムユアーズが順当勝ち。3着ミッドサマーフェアは勝馬の後を追うように伸びたが、届かなかった。位置取りの差がそのまま着差となった。2頭の間にそれほど実力差は無い。
札幌記念(GⅡ) 札幌 芝2000m 良
12.8 - 10.6 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.4 - 11.8 1.58.7
4着 ハナズゴール ⑩⑨⑪⑫
ミドルペース。ハナズゴールは勝負処でもたつき、馬群の最後方となったが、直線盛り返して4着にまで上がった。なかなか良い脚を持っている。
紫苑ステークス 中山 芝2000m 良
12.3 - 10.7 - 11.8 - 11.6 - 12.5 - 12.7 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.6 1.58.4
2着 ブリッジクライム ⑧⑨⑦⑦
5着 アイスフォーリス ⑭⑫⑫⑦
7着 ダイワズーム ⑪⑪⑩⑦
9着 オメガハートランド ⑦⑤⑥④
10着 メイショウスザンナ ⑥⑦④④
ハイペースだが、前に行った2頭が飛ばしてのもの。中盤でペースが緩み馬群は詰まった。後続にとってはミドルペースだっただろう。2着ブリッジクライムは直線で前が開かず、追い出しを待たされたのが痛かった。スムーズなら勝っていたかもしれないが、だからといって、強いという印象は持てない。
ローズステークス(GⅡ) 京都 芝1800m 良
12.7 - 11.8 - 12.0 - 12.5 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 10.4 - 11.6 1.46.8
1着 ジェンティルドンナ ②②②
2着 ヴィルシーナ ③⑤⑤
3着 ラスヴェンチュラス ⑥⑥⑦
4着 キャトルフィーユ ③②③
5着 トーセンベニザクラ ⑧⑨⑨
8着 サトノジョリー ⑤②③
取消 ハナズゴール
超スローペースの上に、馬群はバラけ、後ろから競馬をした馬にとっては辛い展開。2冠馬ジェンティルドンナが春とは違う積極策の競馬で快勝。展開に恵まれたのは確かだが、好位からでも競馬ができることを証明して、3冠達成の可能性をぐんと高めた。ヴィルシーナは完敗の2着。本番でジェンティルドンナを逆転することはかなり難しくなった。3着ラスヴェンチュラスと5着トーセンベニザクラは悔いの残る競馬となった。前者はスタート直後に落鉄、後者は直線で前が壁になり、残り1ハロンまで追い出せなかった。共にゴール前では伸びて来ただけに、アクシデントと展開に泣いた。