一連の前哨戦で上位に入った馬たちを今ひとつ信用しきれない。ただ、カレンチャンは素直に強いと思う。あとは、成績が安定しているロードカナロアと高松宮記念2着のサンカルロ、あまり速くならなさそうな展開と鞍上強化に期待したいエーシンヴァーゴウ、外国馬からラッキーナインを選択。
今回の勝負
4番 サンカルロ
5番 ラッキーナイン
6番 エーシンヴァーゴウ
14番 カレンチャン
16番 ロードカナロア
の5頭ワイドBOX 各500円
計5,000円
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高松宮記念(GⅠ) 中京 芝1200m 良
12.2 - 10.6 - 11.7 - 11.6 - 11.7 - 12.5 1.10.3
1着 カレンチャン ②②
2着 サンカルロ ⑩⑫
3着 ロードカナロア ④④
4着 ダッシャーゴーゴー ④④
5着 マジンプロスパー ③②
16着 サンダルフォン ⑩⑩
3ハロン目から5ハロン目まで11秒台後半のラップタイムが並び、さらにラスト1ハロンは12秒台とスプリントGⅠにしては物足りない時計。走破タイムも1分10秒台で、春のスプリント王決定戦と称するには疑問符の付く結果。上位陣には好位で競馬をした馬たちが顔を並べたが、その中で唯一後方から追い込んで来たのが2着のサンカルロ。勝馬カレンチャンにクビ差届かなかったが、負けて強しの内容だった。
函館スプリントステークス(GⅢ) 函館 芝1200m 良
12.1 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 11.4 - 11.8 1.09.4
1着 ドリームバレンチノ ⑦⑥④
2着 ロードカナロア ⑥④④
4着 パドトロワ ①③①
5着 ブルーミンバー ⑤⑥⑦
このレースも前有利の流れ。勝ったドリームバレンチノは出遅れたもののペースが緩んだのが幸いし、難なく外から好位に取り付き、そのまま押し切った。2着ロードカナロアは直線で勝馬をやり過ごしてからしか外に出せなかったロスが響いた。力負けではなく、相手に巧く乗られた感。
CBC賞(GⅢ) 中京 芝1200m 重
12.0 - 10.6 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 12.5 1.08.7
1着 マジンプロスパー ②②
2着 スプリングサンダー ⑮⑮
3着 ダッシャーゴーゴー ⑧⑨
11着 サンダルフォン ⑯⑯
重馬場のハイペースなら、ラスト1ハロンのラップタイムが12秒台に落ちていても致し方ないか。マジンプロスパーは好位から危な気なく押し切って快勝。スプリングサンダーは展開を味方に付けての2着。3着ダッシャーゴーゴーは重馬場でのトップハンデ(59kg)が応えたか、勝馬をよく追い掛けたが最後は力尽きた。
アイビスサマーダッシュ(GⅢ) 新潟 芝1000m 良
11.6 - 9.9 - 10.6 - 10.2 - 11.9 54.2
1着 パドトロワ ③
3着 エーシンヴァーゴウ ③
好位勢で上位を独占。勝馬パドトロワ、3着エーシンヴァーゴウ共に展開に恵まれたかもしれない。
北九州記念(GⅢ) 小倉 芝1200m 良
11.6 - 10.1 - 10.5 - 11.3 - 11.6 - 11.8 1.06.9
3着 エピセアローム ⑯⑯⑯
8着 エーシンヴァーゴウ ③③③
12着 サンダルフォン ⑰⑰⑰
スプリント戦らしいゴールに向かって行くほど遅くなっていくラップタイム構成。上位4頭は前半10番手以下に位置した馬たちで占められた。3着エピセアロームは展開と軽ハンデ(52kg)に恵まれた。逆に8着エーシンヴァーゴウは展開と重ハンデ(牝馬で56kg)に泣いた。それでも勝馬(スギノエンデバー)とは0.4秒差、エピセアロームとは0.2秒差なのだから、この一戦だけで見限るのは早計。
キーンランドカップ(GⅢ) 札幌 芝1200m 良
11.9 - 10.5 - 11.1 - 11.5 - 11.3 - 11.3 1.07.6
1着 パドトロワ ①①①
2着 ダッシャーゴーゴー ④③③
5着 スプリングサンダー ⑩⑩⑪
7着 ドリームバレンチノ ⑦⑦⑧
レコードタイムでの決着も道中そう速いラップタイムを刻んだ訳でもない。前有利の流れで、勝ったパドトロワは展開に恵まれた。
セントウルステークス(GⅡ) 阪神 芝1200m 良
12.0 - 10.3 - 10.9 - 11.0 - 11.2 - 11.9 1.07.3
1着 エピセアローム ⑤⑤
2着 ロードカナロア ③③
4着 カレンチャン ②②
6着 エーシンヴァーゴウ ③④
11着 マジンプロスパー ①①
14着 サンカルロ ⑧⑨
10秒台のラップタイムが2度出現し、それでもラスト1ハロンも11秒台でまとまったレベルの高い一戦。ただ、マジンプロスパーとカレンチャンの2頭が後続を離して作った展開で、勝馬エピセアロームの結果をそのまま信じ込むには疑問を感じる。