行く馬がおらず、恐らくはミッションアプルーヴドがハナを切るのだろう。とすれば、スローペースになる筈。無理に行くような馬及び騎手もいない。最後の直線での瞬発力勝負とみる。ブエナビスタ、ローズキングダム、ペルーサ、エイシンフラッシュ、トーセンジョーダンの5頭を選択。ヴィクトワールピサは、このレベルの高い一戦で休養明け初戦はやはり不利。展開も向きそうにないので消し。注目の凱旋門賞馬は日本での勝利が無い騎手が不安。むしろ買いたくなるのは凱旋門賞2着シャレータ。この馬だってエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーに先着している。
今回の勝負
2番 ブエナビスタ
3番 ローズキングダム
7番 ペルーサ
14番 シャレータ
15番 エイシンフラッシュ
16番 トーセンジョーダン
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
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2010年有馬記念(GⅠ)
6.9 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 12.7 - 13.4 - 13.5 - 12.3 - 11.5 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 11.8 2.32.6
1着 ヴィクトワールピサ ④④②②
2着 ブエナビスタ ⑫⑪⑨⑧
3着 トゥザグローリー ③③③②
4着 ペルーサ ⑤⑤③④
5着 トーセンジョーダン ①①①①
7着 エイシンフラッシュ ⑨⑨⑨⑩
11着 オウケンブルースリ ②②③④
取消 ローズキングダム
途中に13秒台のラップが2度も出現する中弛みしたスローペース。残り5Fからのロングスパート勝負となった。ヴィクトワールピサが向正面で動いて行ったが、基本的には隊列は詰まることもなかったので、単純に前で競馬をした馬に有利な展開となった。中団から勝馬にハナ差まで迫ったブエナビスタの強さが際立った一戦。
天皇賞(秋)(GⅠ)
12.5 - 11.0 - 10.8 - 10.8 - 11.4 - 11.8 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 11.8 1.56.1
1着 トーセンジョーダン ⑪⑪⑩⑪
3着 ペルーサ ⑬⑬⑬⑬
4着 ブエナビスタ ⑦⑦⑨⑨
5着 トゥザグローリー ⑦⑩⑩⑨
6着 エイシンフラッシュ ③③③③
9着 ジャガーメイル ⑱⑰⑮⑭
10着 ローズキングダム ⑤⑤⑤⑤
超ハイペースのレベルの高い一戦となった。中団から差し切ったトーセンジョーダンは展開に恵まれた訳ではない。ゴール前のラップタイムがほぼフラットな展開を上がり3ハロン34.2秒(出走メンバー中2位)で駆け抜けた。ペルーサは良くも悪くもこういう競馬が合っている。今回は相手が悪かったということ。ブエナビスタの闘争心はまだ衰えていない。直線で行き場を無くしたロスが痛かった。ただ、レース後の騎手のコメントで「直線では寄られてヒルむ面も見られました」とあるのが少し心配。エイシンフラッシュは直線で一旦は先頭に立ったが、前で競馬をしていた分残すことができなかった。一番強いレースをしたのはこの馬。ローズキングダムはこういう展開は合わない。この着順も仕方がない。
アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
7.3 - 11.1 - 11.7 - 12.2 - 12.6 - 12.6 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 11.7 - 12.5 2.31.5
1着 トレイルブレイザー ④⑥⑥④
2着 オウケンブルースリ ⑯⑮⑭⑫
6着 キングトップガン ⑭⑬⑬⑫
スローペース。残り6ハロン地点でペースが上がっているが、これは前2頭が後続を引き離した為。実質、直線に入ってからの瞬発力勝負。それでいて最後の1ハロンでラップタイムが急激に落ちているのを見るとレースレベルは高くない。
京成杯オータムハンデキャップの内容からフィフスペトル、天皇賞(秋)の内容からミッキードリームを選択。3歳マイル路線の2強であるリアルインパクトとグランプリボスを追加。昨年も休養明けのスワンステークス8着から変わり身を見せたエーシンフォワードも追加する。外国馬2頭は実力はもちろんだが、展開も向きそうで両方買っておく。7頭BOXになるが、混戦なので配当はそこそこ付くだろう。
今回の勝負
1番 フィフスペトル
6番 エーシンフォワード
7番 イモータルヴァース
8番 リアルインパクト
11番 グランプリボス
12番 ミッキードリーム
13番 サプレザ
の7頭ワイドBOX 各400円
計8,400円
NHKマイルカップ(GⅠ)
11.9 - 10.7 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.3 - 11.4 - 11.9 1.32.2
1着 グランプリボス ⑨⑥⑤
3着 リアルインパクト ⑧⑨⑨
ミドルペース。勝ったグランプリボスは中団から外々を回って、直線では鞍上のゴーサインに良く反応して抜け出し、完勝。ゴール前舌を出していたのを見るとまだ全力で走っていない。それでいて2着馬に1ヶ2分の1馬身の差を付けているのだから、この世代のマイル戦線では頭一つ抜けている。3着リアルインパクトは出負けして、押して押して中団へ。最内枠ということもあって、先行勢に加わることは出来ず、そのまま経済コースを通りながら脚を溜めた。直線では進路に迷う場面も。上手くいかなかった面も確かにあったが、それらが無かったとしてもグランプリボスを逆転することは出来なかったと思う。
安田記念(GⅠ)
12.3 - 10.7 - 10.9 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 12.2 1.32.0
1着 リアルインパクト ②③③
3着 スマイルジャック ⑩⑭⑮
4着 クレバートウショウ ④③③
7着 リディル ⑧⑩⑩
8着 シルポート ①①①
10着 ダノンヨーヨー ⑰⑰⑮
12着 エーシンフォワード ⑱⑱⑱
18着 ライブコンサート ⑬⑩⑪
ミドルペースに近いハイペース。1着リアルインパクトは前を行く2頭を無理に追い掛ける事無く、直線はじりじり伸びて後続の追撃をクビ差凌ぎきった。他馬との斤量差も活きた。3着スマイルジャックは上がり3ハロン最速の脚で追い込んで来たもののスタートで後手を踏んだのが痛かった。4着クレバートウショウも惜しい内容。直線でなかなか前が開かず追い出すタイミングが遅れた。スムーズであれば勝ち負けに加わっていた。この3頭に実力差は殆ど無い。
京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)
12.0 - 11.0 - 11.0 - 11.1 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8 1.31.9
1着 フィフスペトル ⑥⑤⑦⑦
3着 レインボーペガサス ⑥⑤⑥⑤
ハイペース。1着フィフスペトルは勝負処で2着馬が外から進出して来た時に同時に動き、直線入口で突き放すとそのまま後続を寄せ付けず完勝。最初の1ハロン以外に12秒台のタイムが出現しない一貫した厳しいレース内容と合わせて考えると、この馬の強さが際立つ。レインボーペガサスは道中勝馬と同じような位置にいながら、手も足も出なかった。たかだか0.5kgのハンデ差では言い訳はできまい。
毎日王冠(GⅡ)
12.8 - 11.5 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 12.0 - 10.9 - 11.1 - 11.6 1.46.7
2着 リアルインパクト ③③③③
3着 ミッキードリーム ⑥⑧⑦⑦
4着 エイシンアポロン ③③④④
6着 ダノンヨーヨー ⑨⑨⑩⑪
8着 シルポート ①①①①
超スローペース。勝馬がその後天皇賞(秋)で2着になったが、個人的にはこのレースは評価できない。調教代わりの一戦としておきたい。
富士ステークス(GⅢ)
12.2 - 11.0 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 11.5 - 11.2 - 12.7 1.35.0
1着 エイシンアポロン ⑪⑪⑪
6着 ブリッツェン ②②②
7着 レインボーペガサス ①①①
9着 ライブコンサート ②④③
不良馬場での一戦。ミドルペース。ラスト1ハロンのタイムが極端に落ちているのと2着馬との差(アタマ差)を考えると勝ったエイシンアポロンは何とか間に合ったという感じで、強いと思わせるものがない。不良馬場という事を勘案しても走破タイムも褒められない。
スワンステークス(GⅡ)
12.3 - 10.8 - 11.3 - 10.9 - 10.4 - 11.9 - 11.8 1.19.4
1着 リディル ①③②
6着 エーシンフォワード ⑭⑪⑨
8着 グランプリボス ⑭⑪⑫
9着 クレバートウショウ ⑦⑥④
スローペース。勝ったリディルは展開にかなり恵まれた。このレースの着順に拘る必要は無さそう。
天皇賞(秋)(GⅠ)
12.5 - 11.0 - 10.8 - 10.8 - 11.4 - 11.8 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 11.8 1.56.1
8着 ミッキードリーム ⑤⑤⑤⑤
15着 ダノンヨーヨー ⑮⑮⑮⑯
16着 シルポート ①①①①
超ハイペース。しかも日本レコードタイムのおまけ付き。かなりハイレベルの一戦になった。ここでの注目はやはりミッキードリーム。8着と着順は冴えないが、先行して、直線では一瞬伸びかけた。さすがに苦しくなって脚が持たなかったが、それでも粘り強く走っていた。400m距離が短縮される本番では、この経験が活きる筈。
今回の勝負
1番 アヴェンチュラ
7番 アニメイトバイオ
10番 フミノイマージン
14番 ダンシングレイン
17番 レディアルバローザ
18番 スノーフェアリー
の6頭ワイドBOX 各500円
計7,500円
スノーフェアリーは昨年の結果から今年も有力。もう一頭の外国馬ダンシングレインは、2枚腰が使える逃げ馬。英独オークス制覇は伊達じゃない。3歳牝馬最強のアヴェンチュラも当然ピックアップ。展開はスローペースが濃厚なので、中団から後方で競馬をする馬には相当の末脚が求められる。前走の末脚からアニメイトバイオとフミノイマージンを追加。そして、大穴としてレディアルバローザを挙げておく。この馬がハナを切る展開になれば、ダンシングレインが2番手になると思われるが、この馬が蓋になる可能性が高い。そうなれば、レディアルバローザは楽な一人旅。逃げ粘ることも可能。
レーヴディソールは流石に一回叩いてからの思案。アパパネは前走の負け方が良くない。イタリアンレッドは末脚の破壊力がいまいち。ホエールキャプチャは結局牝馬3冠ロードで一度も勝てなかった馬。実力もそれだけということ。
府中牝馬ステークス(GⅡ)
12.6 - 11.2 - 11.6 - 12.3 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.5 - 11.8 1.46.8
1着 イタリアンレッド ⑫⑪⑪⑪
2着 アニメイトバイオ ⑭⑬⑬⑫
3着 フミノイマージン ⑬⑬⑬⑫
8着 レディアルバローザ ④⑥④④
9着 ブロードストリート ⑨⑪⑪⑫
11着 サンテミリオン ⑨⑧⑧⑧
14着 アパパネ ⑦⑧⑧⑧
スローペースなのに上位3頭は後方に位置した馬で占められるという結果になった一戦。ただこれは、上がり3ハロンの末脚勝負となったので、末脚に勝る馬が上位に来ただけのこと。また、必ずしも人気=実力ではないが、先行した馬の殆どが2桁人気馬だったというのもこの結果の一つの理由となるだろう。東京競馬場だったからこその結果で上位馬と言えども全幅の信頼は置けない。
秋華賞(GⅠ)
12.2 - 10.8 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 12.1 - 11.7 - 12.0 1.58.2
1着 アヴェンチュラ ③③③②
3着 ホエールキャプチャ ⑥⑧⑧⑤
10着 エリンコート ⑭⑬⑪⑧
短距離馬が飛ばした為、あまり変動の無い一貫したペースのハイペースとなった。残り2ハロン以外はその馬が刻んだラップタイムとなるが後続馬にとってもハイペースだったのは間違いない。そんなレースを好位から押し切ったアヴェンチュラはやはり強い。3歳牝馬の中では頭一つ抜けた実力を持っている。